127/524
とある新聞記事を読んでの呟き
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
車椅子の人を助けて逃げ遅れ、津波に飲み込まれた人がいた。
その人の母親が、「あの子は最後に良いことができたのかな」と言ったという。
いや。
いつも誰かのために何かできないか、そう思って生きてきたからこそ、最後にそれができた、と思う。
最後、だけではない。
その人の人生すべてが、輝いていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご愛読、ありがとうございます。
拙作はご指摘に応じて改善する用意があります。