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「リリーとマリの恋物語」  作者: 湖灯


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30/88

***ついに出合えた爽太さんと私①***

 神代植物公園を過ぎて交差点を左に曲がってから直ぐに蕎麦屋が並んでいるのが見え、居ても経っても居られなくなり、バスを降りて直ぐ一軒目の蕎麦屋に飛び込んだ。


 “旨い!”


 そしてその道伝いに二軒三軒と食べ歩き、次は参道沿いにある店に向かおうとしたとき、深大寺の山門から出てくる若い女性と目が合った。


 いや、正確にはその女性がジッと俺を見ていた。


 栗色に染めたショートボブの髪にクリッとした大きな黒い瞳と白い肌が印象的で、女性にしては背が高い。

 そしてその背の高さには不釣合いな幼さの残る顔の中心に、ツンと伸びた細くて高い鼻。


 “ハーフなのか??”


 ハーフなのか純粋な日本人なのかどうかは分からないが、彼女はどこからどう見てもこのお寺の御利益でもある “縁結び” には縁も所縁もなさそうな美人である事は確かだった。


 まさか俺を見ているわけではないのだろうと思い後ろを振り返ったが、そこには彼女が見惚れてしまうような人は居なくて、居るのは観光を楽しんでいる数名のグループが何組も居るだけだった。


 彼女は特別誰かを見ているわけではなく、おそらく目が悪いのか、何か考え事でもしてボーっとしているのだろうと思い、その視線を無視したまま山門を目指してそのまま歩いていた。


 なにせここまで来て蕎麦だけ喰って、お参りをしていないことが水沼にバレるとまたなにか余計なことを言われそうだから。


 山門を潜ろうとしたとき、不意にあの彼女が徐に俺に近付いて来て話し掛けてきた。


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