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誰か気づいて…  作者: 暗海
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隠していること

「大丈夫だよ」

 (痛いよ…辛いよ…苦しいよ…)

「辛くないよ、大丈夫だよ」

 (大丈夫じゃないよ…辛いよ…助けて…)

自分の気持ちを押し込んでふたをする。

誰の目の触れないところに捨てる

誰にでも好かれるためには、自分の感情なんて邪魔なものでしかない。

だから感情なんていらない。

私は「いい子」を演じるんだ。

「いい子」になるんだ。




人前では笑顔で接し、誰にも迷惑をかけないようにする。

体調を崩しても、きずかれないように隠し通す

勉強はいつもトップで、運動もできて、誰にでも分け隔てなく接する。




家では勉強をきちんとし、笑って過ごし、家事の手伝いもする。

もう親が喧嘩をしないように…言い争いしないように…

もう親にはもう何も求めない「愛情」も何もかも…




誰にもにも見せてはいけない場所…

誰にも気づかれてはいけない…

…足首…

気づいたら切っていた…

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