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ヤンキー執事と変態メイド!  作者: ロイ
第1章 ただのヤンキーですけど?
4/13

4

──幻海学院



ブロロ……ガチャッ



「ふぅ、もうこの学院ともお別れか……」



喧嘩に明け暮れた3年間だったが、本当に楽しかった。



これといった行事には参加してなかったが、たくさんの仲間ができた。



それだけでこの3年間の日々は俺の財産となるだろう。



……彼女は1人もできなかったが。



やっぱりあれだな、外見が怖いからかな。



卒業したらこの特効服はしまっておこう。



「銀の兄貴ー!」



俺がバイクに跨がりながら物思いにふけっていると、聞き覚えのある声が俺を呼んだ。



「よう、昂。 卒業式見に来たのか?」



俺と同じくバイクに跨がり、灰色の特効服を身に纏った少年、桐崎 昂【キリサキ ノボル】はヘルメットを外す。



「当たり前です! 兄貴の卒業式を見逃すなんて『シルバー・ウルフ』の名折れです!」



「ははっ、嬉しいこと言ってくれるじゃねーか」



俺は昂の頭に手を置くと、ガシガシと揺らす。



「そんなお前に頼みがある」










そうして俺は『シルバー・ウルフ』を引退した。


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