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悪役令嬢?当て馬?モブ?  作者: ブラックベリィ
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0000★突然の婚約破棄

しばらくぶりに小説家になろうにきました。

作者は豆腐メンタルなので、石は投げないでやってください。

設定はユルユルガバガハなので、突っ込みはしないで下さい。

感想は受け付けていません。(すぐにへこたれて書けなくなるのでゴメンナサイ)


主人公は、かなりマイペースかも。





 アゼリア王国貴族学院の卒業パーティーで、ソレは始まった。


 「セシリア・アイリス・ラ・ハイドランジアっ、お前との婚約を、今日、この時を持って破棄する…………」


 そう、ソレとは、いわゆる『婚約破棄』といモノである。


 一昨年前には、交流のある隣国のシルーク王国で、第3王子が婚約者の侯爵令嬢に婚約破棄宣言を叩き付けて、勝手に国外追放した事件があったばかりだというのにである。


 エイダン・ラルク・アゼリア王太子の宣言と共に、その側近の1人である騎士団長の嫡男であるシモンズに引き倒される。


 ゴツンっという音が響くと同時に、シモンズが罵倒する。


 「エイダン様がお優しいからと、婚約者におさまったのを良いことに、つけあがりおって……頭が高いわっ………」


 そう罵倒しながらセシリアを無理やり跪かせ、後ろ手に捻り上げる。

 どう見てもの、公爵令嬢に対しての行いではないが、誰も何も言えずに、ただただ見ているだけであった。


 床に打ち付けられた頭と、無理やり跪かされたコトで膝を打ち付けてしまったセシリアは痛みで意識を飛ばしかけていた。

 その間も、滔々とありもしない冤罪をまくしたてる、エイダン王太子の腕には、いつの間に現れたのが見たこともない可憐な少女が縋りついていた。


 その少女の姿を認識した途端に、セシリアの脳裏に怒涛の知識や光景が流れ込んできたのだった。


 あっ…このシーン…何かで見たコトあるかも………

 あぁー…と…名前は…確か…フローラ……だったかなぁ……

 

 そうセシリアが思ったところに、エイダン王太子がドヤ顔でセシリアに言い放つ。 


 「………よって、セシリア・アイリス・ラ・ハイドランジアの公爵令嬢の身分を剝奪し、国外追放とするっ………」


 その宣言と同時に、エイダン王太子の取り巻き達に、王太子妃として、王と王妃から授けられたサークレット・ネックレスを毟り取られた。





 そして、指から指輪が抜き取られたところで、セシリアの意識はプッツリと途切れたのだった。









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