ユーザー企画の告知・検索について - おまけ: googleを使った検索方法つき
なんか、なろうにはユーザー企画とかいうのがあるらしい。○○のテーマでみんな書こうぜ! みたいな。作者的には、普段書いてるジャンルやテーマと違うものを書くきっかけになる。季節の行事ネタとか。
ざっくり把握したところでは、
1.主催者に作品を送り付けて、主催者が長編形式の短編集にまとめる。
2.主催者が企画毎のキーワードを決めて、参加者はキーワードを付ける。主催者はキーワードで検索して参加作をチェック。
の2パターンがあるようだ。
最近は出版社の新人賞応募作も2.のパターンらしい。
企画の告知や探し方のいい方法がない、運営なんとかしてくれ、誰か外部の告知場所作ってくれ、的なエッセイを見た。
私は技術者だから、作れと言われれば作れる。運営費用も、社会人が趣味にかける金額としては大したことない。不味いのは、飽きた後に、運営費用を払うクレジットカードの更新登録を忘れて、利用者がいるのに止まっちゃうことだ。(前歴あり)
でも、そもそもいらなくないですか?
欲しい機能は、
- 主催者(なろう会員)は誰でも告知できること
- 知りたい人は、ある場所に行けば、まとめて見れること
だけだ。それこそ「なろう」の機能では?
企画運営にキーワードを使うなら、もう一声、企画告知にもキーワードを使えばいいのでは? それが認知されれば、「企画告知」で検索して新着順で見れば、直近の企画が見れる。「企画告知」でなくても、もっと端的で分かりやすく、他のキーワードを邪魔しないのがあれば、そっちの方がいいが。
タイトルとあらすじの重要性は皆わかってると思うので、ココを見るだけで概要がわかるように、全要素を短く詰め込む。
詳しく知りたい人は本文読めばいい。
主催者情報も原則不要。あってもいいが。主催者=告知者なら、作者名リンクから作者マイページに飛べる。逆に、主催者の「名前」だけあっても、検索で探すのが面倒。姓と名に空白入れるか入れないか、間違うとユーザ検索で見つからないというウザさ。
後は【募集中】→【開催中】→【終了】 とか、適宜タイトル変える。
外部サイトを構築してURLを認知させる。キーワードを認知させる。どちらが楽か。
なおかつ、短編投稿形式だと、違う利点も出てくる。活動報告内の特定ページだと、ブラウザブクマを使うしかないが、短編形式だと、なろうブクマをそのまま使える。ついでに若干ptも入るので、その他ランキング低位あたりに載れば、「参加作品」だけでなく「企画」自体の宣伝になるかも。実際そういう使い方されるかは利用者次第だが。
もちろん、なろうの検索機能がついてるから、短編だけとか、童話だけとか、季節テーマとか、告知ワード以外に、タイトル・あらすじ・キーワードのどこかに、しかるべき言葉が書いてあれば、読者も作者も、読むにも書くにも見つけやすいはず。
一時的告知効果自体は、読者がいっぱいいる作者の方の活動報告の方が沢山の人に知られるかも。でも、後で知った読者が見つけるのが難しい。
まあ、単に仲間内でわいわい、みたいなのは広く告知する必要はない、むしろ増えすぎても対応できないかも。その辺は主催者の意図次第だが、終わってからでもつけてくれると、読者的には探しやすくてありがたい。
くだんのエッセイでは、相互評価を募る的な企画があったら不味い、的な心配もしていたが、相互評価なら、企画であれ、コッソリメッセージであれ、掲示板やblogやtwitterとか別の手段であれ、いずれにせよ不味いので、見つかったらBANされると思う。企画だから不味い、という理由にはならないのでは。企画にしたら運営に見つかりやすくなるだけだから、むしろコッソリやるんじゃなかろうか。
これに限らず、新ジャンルとか別に運営にお願いしなくても、皆がキーワードを認知するだけで、利用者が勝手に増やせる事実上のジャンルとして機能する。「婚約破棄」なんかいい例だ。
他の方の主催企画だが、参加ついでに勝手に告知してみる。期間的に参加者への告知には遅いが、読者に告知するぶんには役立つはず。
本文は適当にコピペした。リスクはとりあえず私が負う。
告知自体は「その他」ジャンルが適切かな。
これに対し、こういう反論が。
>ひとつ、重大な問題が(^^;
>投稿作品は、小説や詩、エッセイなどの読み物でなくてはならないので、告知目的となると規約の壁が立ちはだかります。
その規約どこにありますか? 公式マニュアルはわかりにくいので、見つけてないだけかもしれませんが。
「読み物」は小説や詩、エッセイなど、図書館分類でいう9類だけではありません。ノンフィクション、報道、入門書、専門書、等々(活字中毒者は、ヒマだと食品の成分表まで読みます)。
なろうには「その他/その他」があります。
私は、なろうの使い方、なろうのデータ分析、等々を書いて「その他/その他」にいれています。データ分析をどこにいれるかとかは、他の作品のジャンルを参考にしました。
告知は報道の一種ではないでしょうか?
”その他:その他上記ジャンルに該当しない作品。”
- マニュアル : 投稿情報の各項目について
https://syosetu.com/man/toukoukoumoku/#genre
”第14条 禁止事項
次に掲げる内容のテキスト等の情報を、本サイト内の投稿可能な箇所に投稿し、又は他のユーザにメッセージで送信する行為。
(ア) 商業用の広告、宣伝又は勧誘を目的とするテキスト等の情報。ただし、当グループが別に認めたものを除く。
(オ) その他当グループが不適切と判断するテキスト等の情報。”
- 利用規約 https://syosetu.com/site/rule/
規約上では、商業用でなければ良し(ア)。あとは運営がどう判断するか(オ)。
また、この規約は「本サイト内の投稿可能な箇所」に適用されるので、活動報告はOKだが短編はダメ、と形式による区別はないはずです。
別エッセイ「安易になろうのエッセイを信じるのは止めましょう - 外部サイトのURL禁止?!」に書きましたが、誰かが警告された、ということ一つを取って、警告に至る前後の状況を見ずに、一般化することは出来ないと思います。
また例えば、クレクレに関して2016年頃に解禁された、的なエッセイも見ました。私は現在の規約しか知らないので、真偽のほどは分かりませんが、そんな風に規約も変わってるのかもしれません。
そのあたり含め、「リスクはとりあえず私が負う」ことにして、企画に参加ついでに勝手に告知することにしました。なろうの運営趣旨からして、仮に警告はあってもいきなり垢BANはなかろう、と私は判断しています。
警告されたら外部システムにするかも。ニーズがあればですが。
おまけ1:
なろうの検索で「企画】」で検索すると、昔あったらしい【〇〇〇企画】の参加作らしきものが見つかる。
おまけ2:
googleを使った企画の探し方
全員のマイページから、「企画」を含むものを、一週間以内
https://www.google.com/search?q=site:mypage.syosetu.com+%E4%BC%81%E7%94%BB&tbs=qdr:w
全員のマイページから、「企画」を含むものを、一か月以内
https://www.google.com/search?q=site:mypage.syosetu.com+%E4%BC%81%E7%94%BB&tbs=qdr:m
解説:
googleで site:mypage.syosetu.com とすると、そのサイト内だけを検索します。この場合、活動報告や作品一覧を含む、全員のマイページが対象になります。
(なろう小説だけ対象なら、site:ncode.syosetu.com)
検索窓に「site:mypage.syosetu.com 企画」と入れると、マイページから企画を含むものを検索します。
これだと多いので、[ツール] [一か月以内]とかで直近のものに絞り込みます。
いわゆるユーザー企画だけでなく、「企画」という文字を含むものは全部引っかかるので、そこから目視で探す必要がありますが。
おまけ3:
googleを使った応用
検索窓に「site:novelcom.syosetu.com "読者名"」(読者名は空白まで一致させる)と入れると、感想やレビューを書いた読者を検索します。
なんか「感想がついても、ほんとに評価してるのか社交辞令なのか疑心暗鬼になる」的なことを書いている方をどこぞの感想欄で見ましたが、「この人はちゃんと中身を評価して書く人」「この人は、どこにでも『私のも読んで』と書く人」「この人は、どこにでもいちゃもんつけたいだけの人」「この人は、読みもせず、感想も書かずクソレビューを量産する人」とかわかります。どういうタイプの人かわかれば、安心できるんじゃないでしょうか。googleも全頁を把握しているわけではないので、ヒットしないこともありますが。