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エアスト1話 トラックから始まる異世界生活

1話目なので文字数が少ないですが少しづつ増やしていくつもりです。

「よし、部活終わったから帰るか皆帰ろうぜー」

「わかった今行く」

俺は部活の皆を誘って家に帰ることにした。

「疲れたー」

「だりぃ」

「明日は大会かぁ」


こんな具合の会話をずっと続けると俺は咄嗟に走り出した。俺の目の前にトラックに引かれそうになっている友達がいたからだ。


「ッッ間に合え!!」


何故走り出したのかは分からなかった。ただ体がかってに動いてしまった。俺はそいつがトラックにぶつかるぎりぎりの所で間に合った。


ドンッッ


(あぁ、死ぬな俺)

そんな事を漠然と考えながらトラックに跳ねられた俺は宙を舞っていた時ふと視線の端に呆然とした友達の姿が見えた。

(そんな顔すんなよ)

そんなことを思いながら俺は


グシャ


14年という短い人生を終えた。


―――――――――――――――


「っっ!!ここは」


周りを見渡すとそこはどこまでも白い空間だった。


「やぁ、やっと目覚めたかい」

「誰だよお前」

「変な事言うなぁ君はもうここがどこで僕が誰なのかも分かっているだろう」


こいつの言う通り俺はこの異常事態にあらかた検討を付けていた。


「じゃああんたはやっぱり神様って所か」

「ご名答、僕は正真正銘神様さ」

「それで?要件は」

「それももう分かっているだろう」

「............異世界転生か。でもなんで俺が?」

「それが君の最後の願いでその時の僕の気まぐれさ」

「そんなこと願ったか?」

「うん願ったよ『3人で異世界に行きたい』ってね」

「てことはもしかして!!」

「うん、きみの願いは叶ったよ」

「そうか、あいつらも」

「それから、君の願いに反映させるためになりたい自分を教えて貰おうか」

「なりたい自分?」

「所謂転生特典ってとこだよ」

「そういう事ならガンガン言わせて貰うぜ」


―――――――――――――――


「―――まぁこんなもんか」

「なかなか注文が多いな......」

「これでも抑えた方だぞ」

「しかし上げると言ったのはこちらだからね。その願い叶えよう!!」


そのひと言と共に俺の意識は暗闇に落ちた。

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