ドウブツエン
西暦3000年の地球のドウブツエンでのヒトコマ
『ようこそ、ドウブツエンへ今園は一風変わったドウブツエンです…』
「ねぇお母さん、このドウブツ他のドウブツより黒いけど何で?家で飼ってるのは黄色いじゃん」
今年で10才になる娘が不思議そうな顔で聞いていた。
「このドウブツはね、いっぱい太陽にあたってるから黒いんだよ、だから家で飼ってるのは、あまり太陽にあたってないから黄色いだよ」
と、喋り終わると娘は何かを見つけたのか、違う所へ走り出しコッチコッチと母を呼んでいた。
母が行くと娘はある所を指差していた。その先にはドウブツがオークションに懸けられていた。
「お母さんアレ欲しい~お願い」
娘の大きな瞳が母に訴えている。
「ダメよ、家に一匹いるでしょ」
「う~ん、じゃあ誕生日に今度は女の子買って欲しいな~」
またもや娘の瞳が母に訴えている。それに折れたのか母は
「しょうがないわね、誕生日まで待つのよ」
その言葉の後に、女は使えないのよね、と母は小さな声でボソリと吐き出した。
娘は満足したのか
「バナナ買ってお家に帰ろう」
と言ってきたので、母と娘はウキウキと言いながらドウブツエンを去っていった。
『ありがとうございました。またの人間園へのご来場お待ちしております。』
初めて書いてみました。
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