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突鐘の妖  作者: λ
6/6

其の陸

「あ、ヨウコ筆箱新しいの買ったんだ。」

「うん、ど、どうせ、そろそろ変え時だった、から。」

「駅前のデパートで売ってるやつじゃん。」

「そういえばアタシもデパート行きたくて、服買いにさ」

「そうだな、そろそろ夏休みだし、みんなで夏服買いに行くか。」

「こ、今年の夏休み、ど、どこの心霊スポット、いくの?」

「気が早いね、まだ肝試ししたばかりさね」

「ああ、まったくあれは散々だったな。危ない山道を登った挙句あんなもん見ちまうなんてな。あんな奴探しに行くんじゃなかったな。」

「いや古井戸を見に行ってみよう、って言いだしたのはお前さね」

「は?そもそもあいつを探すために肝試しに行ったんじゃないか。」

「え、だ、誰の、ことかな。」

「な、誰ってそりゃあ・・・、」

――――だれ、だったっけ――――

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