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初めての国―クルサス―

大変遅くなってすみません第八話です。

 ブオオオオォォォォン、キー。


「うし、到着」


「ええ、着きましたね」


「えっ?、もうですか?」


そうやっと初めての国に着いた。この小国はクルサスといって森を抜けて十分くらいの所にあって、その国は石作りの城壁で覆われて、アリアの話によると商人が通ることが多く、地方の所にある国にしては活気があるらしい。


「さて、行きますか」


俺はバイクを虚空に仕舞いそう言った。


門には門番らしき男が二人ほどいて、俺は勝手がわからないのでアリアたちに先に行ってもらった。


アリアたちはそれぞれ門番に挨拶するとポケットから銀色のカードを取り出し門番に渡した。


「あ、はい、レリサスですね。はい、どうぞ」


「あの、付き人もいるんですけど」


「はい、わかりました」


そう言って大した入国検査もなく俺達は入ることができた。


「おおー」


俺は思わず驚嘆の声を上げずにはいられなかった。

門を抜けるとそこには人通りの多い大通りが見えた。石畳の街並みで、通りには人が溢れ返っていて、出店なども多く、俺が元いた所では見ることが出来ない、異国ならではの活気がそこにはあった。


「すげーな」


「え?、こういうのは初めてなんですか??」


「ああ、少なくとも俺の元いた世界では見れなかったな」


「そうでしたか。後で案内しますよ」


「ああ、ありがとう。食材とか服とか調達しなきゃいけないもんな」


「服ですか?」


「ああ、これぐらいしか俺は服がないし、ティアもいつまでもドレスじゃいけないだろ??」


「なるほど、そうですね」


「ああ、でもまずは宿探しだな」


「ああ、それなら大丈夫ですよ」


「どうして?」


「私達はもともとこの国に滞在して情報集めをしていたんです。それで宿はもうとってあるんです」


「なるほど、じゃあ行くか」


俺達は大通りを少し抜けた所にある宿に着いた。

そこは一階部分が受付になっていて、一階には食堂、宿主の部屋などがあり、二階部分が泊まる部屋となってた。

俺はアリア達に受付をしてもらい、二階へと上がり、部屋に入ることにした。


入ってみるとそこは当然ホテルのような部屋ではなく、ベットが3つにシャワールーム、洗面所、小さな窓があるぐらいの実に質素な作りだった。ちなみにトイレは共同らしく各階にある。


「あ、あの、なんで一緒の部屋?」


「それが、宿屋のおばさんが『折角仲間ができたんなら、一緒の部屋で過ごしな。そうしたら相手のこともよくわかるし、仲も深まるわよ』って言ってくれたので、お言葉に甘えさせてもらって…」



あ、ああ、なるほどね――――、って、おい!、おばちゃんなに言っちゃてんの!?


「はい!? いやいや、それはまずいって!!」


「はい? あ、あの、なにかまずかったでしょうか??」


「そ、それは、お、同じ部屋に男女一緒はさすがにまずいだろ!?」


「いえ、大丈夫ですよ。私達は空さんを信じてますから」


「で、でもなぁ…」


「そ、それとも私達と一緒にいるのが嫌なのですか??」


「い、嫌そういうわけじゃなくてな…」


まあそんなやり取りをしてたんだけど、結局俺のほうが折れた。

だって、二人とも若干目を潤ませながら、上目遣いで見てくるんだよ、無理です断るなんて。


「じゃあ、端っこのベットでいいか?」


「だめです。端っこだったら空さん窓ばっかり見て私達と話さないでしょ?」


「そうですね。そのようにしてしまえば空様を一人しか見れなくなってしまいます」


「分かりましたよ。真ん中で寝ます……」


はぁ、俺に拒否権はないんですか……?

まあでも、どことなく二人とも嬉しそうだし、いいか。








◇◆◇◆◇◆








 俺達は取り合えず昼ごろなのでどこかへ食べに行くことにした。


「で、どこいくんだ?」


「ソルカムって店です。そこの看板メニューのランチセットが美味しいんですよ」


「へぇ~」


ちなみにこの世界の食材は基本的に俺が元いた世界と変わりなく、たまにモンスター系の肉とか調味料なんかが入るくらいだ。


「ここです」


アリアが指を指した先には水色と白を基調としたなかなかシャレた外観の店があった。

そこは昼時もあってか並ぶほど人で賑わっていた。


「うわぁ、多いな」


「はい、人気店ですからね」


「じゃあ、並ぶか」


俺達は最後尾に並んだあと三十分くらいで席につくことができた。


「ふぅー、やっと食べれるな」


「そうですね」


座ってしばらくすると可愛いウェイトレスさんが来て『ご注文はなんにしますか??』と営業スマイルとともに来た。


「ランチセット三つで」


「はい、ランチセット三つですね。かしこまりました。少々お待ち下さい」


そう言ってお辞儀をしたウェイトレスさんはパタパタと忙しく厨房のほうへ行ってしまった。


俺は飯が来るまでの間、二人と話をすることにした。


「そういえばさっき入国した時に渡してたカードってなんだ?」


「ああ、あれはですねレリサスだけに与えられるカードで、入国はほとんどの国でフリーパスで、ほかにもそのカードを見せれば武器や装備が安くなったり、ギルドでSランク以上の依頼も受けることができます」


「なるほど。じゃあ、レリサスってなんなんだ?」


「レリサスと言うのは人形使いとその人形を討伐することを国や大きなギルドに許可された人たちのことです」


「それって、いろんな手順を踏まないといけないのか?」


「いえ、そんな面倒なことはありません。ですが専門の試験があります」


「試験?」


「はい、その試験はランクS以上の魔法使いが召還した使い魔を倒せばいいんです」


「それってこの国でも受けれるのか?」


「確か受けれたと思いますよ。後でギルドで確認しておきます」


「ありがとう。それがないとなにかと不便そうだしな」


「そうですね。とっておいて損はないと思います」


「なあ、使い魔ってのはどんなのがでるんだ?」


「そうですね、人それぞれですが、人型だったり、獣だったり、竜種だったりしますね」


「へぇ~…、って無理じゃないか?」


「いいえ、私たちを救ってくれた空さんなら大丈夫です」


「いや、あいつら一応人だったんだけど…」


「それでもあの人たちある程度は、たぶん…CかDぐらいですね」


「いや俺が挑むのS以上だからね……」


「大丈夫です。空様なら必ず成功できます。お嬢様もついてますしね」


「え、パートナー付きでいいのか?」


「はい、コトラスのみ許可されているんです。もちろん一人ひとりでもいいですけど」


「いや、ティアに頼ってちゃいけないから一人でやるよ」


「そうしたらお嬢様一人で戦うことになりますが?」


「あ、そうだった…」


『わらわのことは心配せんでもよいぞ』


「うわっ!! いきなり喋り掛けて来るなよ、ビックリするだろ??」


『すまん、すまん。じゃがわらわも空と同様、戦う武器をちゃんと持っておるぞ』


「いや、たとえ持ってたとしても危ないだろ?」


『心配してくれるのは嬉しいのじゃが、わらはそんなに弱くはないぞ』


「いや、で、でもなぁ…」


『それにわらわも後々カードが必要となろう。機会があるのなら取ったほうがいいじゃろ??』


「大丈夫ですよお嬢様は魔法使いの資質もそうでしたが、剣術や武道においても秀でていましたから」


「あれ? 俺らの会話って聞こえるのか??」


「はい、コトラスである高位な魔術師なら誰のでも聞けますよ。でもその契約者で聞ける人は少ないですけどね」


「そうだったのか、まあフレイが言うなら認めるけど、危なくなったら助けを呼べよ」


『なんじゃフレイは信じてわらわは信じないのか。まあよい百聞は一見にしかずじゃ』


「あ、お前また俺の記憶を見たのか?」


『うん。この言葉はいいの~、空の国はすばらしい』


「どうゆう意味ですか??」


「ああ、人から百回聞くよりも実際に自分の目で一回見たほうが分かるって意味だよ。まあ字のまんまだけどな」


「なるほど、確かにいい言葉です」「な、なにがですか!?」



一人分かってないアリアに説明しているとさっきのウェイトレスさんが持って来てくれた。


食べてみるとアリア達が言った通りかなり美味しく満足することができた。

まあ、ティアが『わらわも食べたい』って言って人前で現界しようとしてそれを止めるのに大変だったのはいつもの通り別の話だけどな――――。








◇◆◇◆◇◆








 俺達はお金を支払った後、とりあえず大通りに行くことにした。


「ふぅ~、おいしかったですね」


「本当ですね。また行きましょう」


「ああ、おいしかった。ありがとな」


まあ、俺はティアのせいであんまり食べれなかったんだけどね……。


「これからどうしますか??」


「そうだな~、とりあえず買い物しよう。買いたいものとかあるしな」


「わかりました。案内しますね」


「ああ、よろしく」



俺はアリア達に案内してもらうために大通りに出た。

まずは食べ物を扱っている店に案内してもらって、調味料や日持ちしそうな保存食などを多めに買い込んだ。

その後、武器と防具を扱っている店に行った。


「ここが、この国では一番のところです」


「へぇ~、大きいな」


「そうか?、小さいと思うのじゃが」


「お前が見てきたのはどんなのだったんだよ!?」


今ティアは自分の防具を買うということで現界してもらった。


俺達は店に入って店内を物色することにした。

アリアとフレイはモンスターを狩ったときにでた毛皮や角なんかを換金所に換えに行った。


「なんじゃ、安物ばかりじゃの~」


「いや、軽く1000ラム越えしてるから」


「まあでも、空に買ってもらうんじゃから文句はいえないのぅ」


「気に入ったのあったらお金が許す限りいいよ」


「うん、ありがとう」


俺達は店内をウロウロしながらいろいろ見たんだけどティアはなかなか気に入るものが見つからないのか少し困った顔をしていた。


「決まらないか??」


「う~ん、そうじゃのぅ」


「決まらないなら、ここじゃなくてもいいんだぞ」


「いや、ここでいいのじゃ。機会というものは早々何度もあるものではない。わらわは後でいいと思って後々後悔するのは嫌じゃ」


「まあ時間はあるし、じっくり選んでいいぞ」


「うむ」


その後ティアはあーでもない、こーでもないと言って選んでいたがようやく決まったようだ。


「よし決まったぞ。着替えてくるのぅ」


そう言ってティアはなにやら決まった服を持って、試着室の近くにいくとそこにいた女の店員に連れていかれて入っていった。


しばらくすると着終えたらしく、先に店員が満足そうな顔で出てきて、


「ご主人、試着できましたよ。もう完璧です!!」


そう言って女の店員は親指を突き立ててきた。

いや、ご主人って……。


しばらくするとティアがカーテンからひょこっと顔だけをを出してきた。


「ん? どうした??」


「いや、変かもしれんと思うと……」


「大丈夫だよ、笑わないからさ」


「うん」


そういうともじもじしながらも出てきた。

俺は正直言葉が出なかった。

というのもティアは、基本を白とした冬用のワンピースを着ていた。そのワンピースはスカートの裾や袖口などにに黒と金色の刺繍がしてあって、胸の大きめのリボンが特徴的で、動きやすいように肩口はなく、替わりに同じデザインの肩の下から手首まであるレッグウォーマーのようなものを着ていた。さらにに黒いブーツや黒いリボンで軽く髪を結んでいたりして、なんて言うかもう似合っていた。


「ど、どうかのぅ…??」


「あ、あ、ああ、うん、かなり似合ってるよ」


「ほ、本当かの??」


「ああ」


「よかった~」


そんな会話をティアとしていると店員が


「奥様、これに目を付けるとはなかなか御目が高いですね」


「ええ!!、あ、あの奥様って……」


「これはですね当店自慢の一品でして、Aランクモンスターであるラログリフの極一部しか取れない白皮と同じくAランクのレギナウスの黒毛を使って出来ています。防寒、通気性に優れていて、乾きやすく、他にはなかなかない一品です」


「あ、あの値段は…??」


「そうですね、奥様の姿を見せて貰ったお礼に4万ラムの所を3万5千ラムでどうでしょうか?」


「3万……300万!?」



おい待て、3万5千ラム!?、350万じゃねえか。あの店から拝借したかねは4万ラムだから買えないことはないけど、これからの旅費が……。


「いかがなさいます??」


「そ、そうだな…」


「だ、駄目かのぅ??」


あの、ティアさんその上目遣いやめてください、まじで心折れます。


「では、この丈夫で厚手な黒コート付きではいかがでしょうか??」


「で、でもな…」


「や、やっぱり他のじゃないとだめかのぅ??」


「くっ、…………買います」


「はい、ありがとうございます!!」


「うむ、礼を言うぞ空」


結局買ってしまった。

まあ、いいっか。ティアも喜んでるようだし。


そのあと街中を歩く用の服や、下着なんかを買って宿屋に戻った。








◇◆◇◆◇◆








 宿から戻ると、アリアとフレイが用事が終わったらしくもう部屋にいた。


「ただいま」「ただいま」


「「おかえりなさい」」


「ふぅ~、疲れた…」


「そうかの?、それより空、夕食はまだかの??」


「ティ、ティアさん……」「お、お嬢様……」


「ん?、どうしたのじゃ??」


「「か、可愛すぎます(です)!!」」


「わっ!?」


そう言うとアリア達はティアのそばに行って『それ可愛いですね』や『お似合いです』といってはしゃいでいた。


その後ティアには霊体に戻ってもらって(またわらわも食べるって言って説得するのは大変だった)、とりあえず一階の食堂に向かうことにした。


俺達は適当に注文して、待つことにした。


「そういえば、アリアって獣人??、耳と尻尾ついてるけど」


「いえ、わたしは獣人と人間のハーフです」


「なるほど。なあこの世界に種族はどのぐらいあるんだ??」


「えーと、獣人と人間とエルフですから3種族ですね。例外で吸血鬼なんかもいますけど」


「へぇ、吸血鬼にエルフか~、会ってみたいな。っとそういえばアリアたちは普通に魔法使っていたけど俺にも使えるのか??」


「そうですね、調べてみないとわかりません」


「調べる??」


「はい、フレイさんならできます」


「そうですね、夕食の後で調べてみましょう」


「ああ、頼む」


「ええ」


ご飯を食べた後俺達は部屋に戻って、取り合えずアリアが先にシャワーに入ってもらった。


「では、空様、手を出して下さい」


「ああ」


そう言うとフレイは手を握ってきた。


「なあ、これって何の検査なんだ??」


「ああ、これはですね抗魔力の大きさを調べているんです」


「どういうこと??」


「魔法は誰しも扱えるものではありません。その一つの事例が抗魔力が高い人です。抗魔力が高ければ高いほど、マナとの拒絶反応が大きくなり、最悪の場合、死に至ります。ちなみにマナというのは万物に宿る精気のようなものです」


「なるほど。じゃあ他の事例は?」


「そうですね、魔力が異常に少ない人ですね。魔法は自身の魔力とマナとを混ぜて使います。そのため自身の魔力が少ないと使えません。まあ中には自身の最低限必要な精気つまりは命までもを使って魔法を使う人もいますけど」


「それで、俺は大丈夫なのか??」


「それをいまから調べるんです。いまから私の魔力を送って抗魔力の強さをみます。抗魔力が強ければ強いほど体に痛みが伝わります。なので痛いなら痛いと言って下さい」


「ああ、わかった」


「では――――」


そう言うとなにやら手の先から水が流れるような感じがしてむずがゆいけど、フレイが言うような痛みはなく、むしろ気持ちがいいくらいだ。


「どうですか??」


「ああ、特になにも。むしろ気持ちいいぐらいかな」


「え?、ピリピリしたりしませんか??」


「ないな、そう言うのは」


「なんと、拒絶反応がないとは!!」


「じゃあ魔法使えるのか??」


「ええ、ですがまったく抗魔力がないと洗脳系の魔法や催眠系の魔法にかかりやすくなってしまいます」


「それやばくないか?」


「ええ、ですから今度あったら抗魔力作用がある魔法具を買うことをお勧めします」


「ああ、わかった。今度買うよ」


「ええ、そうして下さい。次は魔力量ですが…」


「わらわの出番じゃな」


「え?」


「お願いしますお嬢様」


「うむ」


「うわぁ!!、いきなり出てくるなって。まあいいや。なあ、なんでティアじゃないと駄目なんだ?」


「駄目と言うわけではありませんが魔力の扱いについてはティア様の方が断然上手ですから」


「つまりは魔力量がより正確に測れると言うことか??」


「うむ、では先ほどのように手を差し伸べるのじゃ」


「ああ」


しばらくしてると、ティアの顔が驚きに染まっていった。


「ん?、どうした??」


「おぬし…、わらわの生前の魔力の5分の3もあるではないか!!」


「ん?、それってすごいのか??」


「すごいなんてもんじゃない。これならS級以上の魔法使いになれるぞ」


「まじっすか!?」


「まじじゃ、まじ」


「流石ですね空様」


「じゃあ、次は空の使える系統を調べるかのぅ」


「使える系統?」


「うむ」


そう言うと、ティアはなにやら茶色の種を出してきた。


「なあ、それってなに?」


「これは、魔法球の種といってな、これに魔力を籠めると木が育ち、実が出来るんじゃ。その実は使える系統の実しかできない」


「なあその実ってなんかできんのか?」


「それはじゃな、ちゃんと使える系統の実を食べれば魔力を回復することができるのじゃ」


「なあ、系統って何種類あるんだ?」


「うむ、基本的に4大系統である火、水、風、土がある。さらには光、闇、雷、そして無系統魔法があるのじゃ」


「無系統魔法?」


「うむ、属性魔法以外の魔法を指すのじゃ。おもに強化魔法、回復魔法などがそれにあてはまるのじゃ」


「なるほど、じゃあ、早速やってみるか」


「うむ、その種に自身全体の力を注ぎ込むイメージで握るのじゃぞ」


「ああ、わかった」


俺は種を握り、一呼吸おくと目を閉じて、集中した。

しばらくすると手がもぞもぞしたので目を開けてみると、すでに芽が出てきていて、しばらくするとものすごい早さで成長してついには20cmほどの木になった。そして、蕾ができて、花が咲いた。


「えっ」「なんと!?」「ふぁ~、次いいでっ!?」


「ん?? どうした??」


「おぬし…」「信じられません」「嘘ですよね」


みなそれぞれに驚きの顔を浮かべているけど、どうしたんだろ??

そんなしていると、花が枯れて半透明の様々な色がある実ができた。


「よし、できたぞって、なあ、マジでどうしたの??」


「そち、それぞれの色をみてみるんじゃ」


「ん? ああ。えーと、赤、水色、茶色、緑色、白色、黒色、黄色、透明かな?」


「そ、空さん、それ全部ですよ……」


「は?」


「つまりは、空様は全系統が使えるってことです」


「ああ、うん、まじっすか?」


「まじじゃ、まじ」


「ええええええ!!!!!!!!!!!!」


「全系統を使える魔法使いなんて、古書でしか見たことがありません……」


「普通は2系統で、よくても4大系統ぐらいです」


「すごいのは分かったけど、使えるまで時間かかるだろ??」


「そうですね、まずはマナを感じるところからですね」


「そうじゃな、普通は魔法を使えるまで、一年以上はかかるの~」


「なるほど、じゃあすぐに使えるものじゃないんだな」


「そうじゃな、じゃが、わらわと契約した空じゃ、半年もたたずに使えるようになるじゃろ」


「サンキュー、まあ取り合えず明日からにしようぜ。もしかしたら明日試験受けなきゃいけないし」


「そうじゃの」「そうですね」「そうしましょう」


そうして俺達はそれぞれシャワーを浴びたあと、寝ることにした。


まあ、俺は左右の美女達のせいで寝付けなかったのは別の話である――――。



前書きでも書きましたがお待たせしてしまって申し訳ございませんでした。

おこがましいですが言い訳をさせてもらうと、先週土日は模試があって、なにかと忙しかったり、ティアの服装設定に時間がかかったりして、遅くなってしまいました。

毎回ですが感想、質問、アドバイス、誤字脱字の指摘なんかをお待ちしております。

今回は服装の設定で苦労したので、なにかいい案があったら是非書いてください。

では、また次回に。


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