表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/47

TGJC mission file 2.5:target<目には目を、歯には歯を、権力には権力を。>

間話の様なつもりで読んでください。


「今日は、国語の授業参観ですのでグループで話し合いをしてみましょう」

 昼食の匂いの多少残る午後の中学校の教室。

 一番後ろの席にいる唯奈がこっそり後ろに手を振る。

 彼女の目線の先にはスーツを着たタツミが立っていた。

 授業参観の親の列の中にいる若い男は少し注目を集めた。


 確かにタツミの白く透き通るような髪、赤くルビーの様に透き通る眼、美しく整った顔つき。

 彼が目立つのは当たり前である。

 

 更に、今まで虐めてきた人間の知り合いにこんなイケメンがいたとなると少し皆に動揺が走る。

 タツミは今までに類を見ないほどの優しい笑みを浮かべた。


 最初は一見普通のグループ活動であったが、段々と唯奈が避けられ始める。

 とは言っても、普通の人間の観察力では気づかないだろうがタツミの目はごまかせない。

「確かに親の目では気づかないかもしれないが、教師であればこの程度気が付かないはずがない」

 彼は教師に目線を向ける、

 確かに教師は気が付いているようだったが見て見ぬふりをしていた。

 とは言っても、唯奈を憐れむ目をしているというより、虐めている子達の方を恐れているような眼をしていた。

「なるほど、そういう事か……」

 タツミは少し口角を上げ、狂気の笑みを浮かべたが誰もそれには気が付かなかった。



 放課後になり、面談が始まった。

 なぜかタツミだけ、親と教師の個人面談ではなく、唯奈を含めた三者面談だった。

「なぜ、俺達だけ三者に?」

 タツミが教師に尋ねると。

「い、いえ、小原さん……唯奈ちゃんの家計にお兄様がいるという資料もなく……」

 と困惑しながら答えられた。

 唯奈は確かにタツミを父にしたいと依頼したが、正式なものではなく戸籍がまだ残っていたのだ。

 それを知っていた唯奈は少し暗い顔を見せた。

「あぁ、それでしたら問題ありませんよ」

 タツミは小さなカバンから折りたたまれた紙を手渡す。

「これは……!」

 彼の渡した紙切れは、唯奈の父親がタツミであることを証明する用紙だった。

 もちろん、博士の作った偽造品である。

「すまないが先生さん、その証明書、まだ発行したばかりで一枚現品しかないので、返してもらえると助かるんですが……」

「は、はい、失礼いたしました……お父様」

 担任は少し困惑している様子だった。

「で、では本題に入ります。唯奈ちゃんの成績ですが、基本的に安定していますが、授業中のおしゃべりやお友達とのじゃれあいが少し目立ちますね。日常生活もいつも遊んでいるという感じですね。子供が遊びたいという気持ちは重々承知ですが、やはり学業と休み時間は区別をつけてほしいですね」

 担任の言葉の後、唯奈の表情を見ると少し暗い感じがしたのでタツミが。

「ちなみに、授業中娘が話しているという相手方の子も成績は落ちているんですか?」

 と尋ねると、担任は。

「えぇ、もちろんですとも」

 と目をつぶりながら頷き、首を起き上がらせ目を開ける。

 最初真直ぐ見ていた担任の目は、タツミの質問の後、右側に寄っていた。

「そうですか。娘には家でちゃんと言っておきます。ちなみに、休み時間のお遊びという物を先生さんはちゃんと理解しているのですか?」

「い、いえ、生徒の遊びにいちいち首を突っ込んでいてはこちらも手が回りませんからねぇ。何せ、うちはマンモス校ですから」

 愛想笑いを見せた担任の目は今度は左に向けられていた。

「まぁ、娘の年齢ではまだ授業と休み時間の区別がつかないのも無理はありません。なので、先生さんもこいつが区別をつけられていなかったらビシッと言ってください。もちろん、相手方の子にも」

 タツミの口元は笑っていたが、目元は怒りをあらわにしていた。

「え、えぇそれが教師という物の仕事ですから」

 教師の目はまた右に戻る。


 その後は、保護者会やその他の連絡などがあった後面談は終了した。

 教室を出た後、唯奈は少し不安そうに。

「私……何か悪い事した……?」

「いや、大丈夫。俺は唯奈がちゃんとした生活をしている事を信じているからさ」

 タツミは彼女の不安を払拭するように頭を撫でた。

「そうだ唯奈、もし来週から学校に異変が起きても何も言わないでね?」

 彼の言葉に唯奈は少し首を傾げた。



 そしてその次の週。

 唯奈のクラスと体育課に一人づつ新人教師がやってきた。

 唯奈のクラスに来た担任は、茶色い髪をした少しさえない感じの教師だった。

 ざわめくクラスの中で唯奈ただ一人は。

「あ、あれあの先生の後ろのポケットから垂れてる手袋……着崩したスーツにあのネクタイ……顔の感じとか全然違うけど……あれパパだよね……?」


「は、初めまして! 今日からこのクラスの副担任をすることになりました山下 三郎です。よろしくお願いします」

 と山下はお辞儀した。




 そして、体育の時間。

 皆の前に姿を現したのは、髪色は黒いもののどこからどう見てもマサキだった。

「皆、よろしくな!」

 その話し方はいつもとは少し違い、元気なお兄さんといった感じだった。

 マサキの報告によると、やはり唯奈は少し省かれているような感じだったという。


「タツミ、そっちなんか分かったか?」

 放課後、屋上でタツミとマサキが黄昏ながら話している。

「いや、教師の仕事って大変なんだな。じっくりと教室を観察している暇はなかった。ただ、唯奈に嫌がらせをしているガキどもは分かった」

 タツミは生徒の名簿をマサキに渡す。

 名簿のしるしの付いた生徒。

【三鷹 涼音 大企業、三鷹産業の社長令嬢】

【佐々木 愛美 最高裁判長の孫娘 父親も裁判官】

【川崎 学 大手金融機関『スターバンク』の十代目社長の息子】


「これはこれは。そろいもそろって」

 マサキは呆れながら名簿をタツミに返す。

「その周りの人間も、このガキ達の親同士もつながりがあるみたいでまた厄介なんだ。かといって、ここの金持ち私立中学から転校させるにも更に金がかかって面倒くさい」

 タツミの言葉にマサキは笑いながら。

「任務報酬が大量にあるんだから転校させてやればいいのに」

「まぁ、転校したところで彼女の周りを取り巻く環境はあまり変わらないだろうさ」

 二人が話していると、屋上の扉がゆっくり開き、唯奈が姿を見せる。

「やっぱりパパとマサキ君だったんだ。二人とも髪の毛染めちゃったの?」

「いや、かつらだ」

 タツミは少し額のあたりをめくって見せる。

「唯奈ちゃん、もし君の周りの子から刃物や銃口を向けられたら迷わず手袋と教えた体術を使うんだぞ」

 マサキは少しかがみながら言う。


 その直後、屋上のドアが再度開き唯奈の周りの人間たちが現れる。

「あ、いたいた~。探したよ~?」

 中心にいた三鷹が唯奈に話しかける。

 すると唯奈は少し怯えたようにタツミの服の裾をつかむ。

「ねーせんせ、唯奈渡してもらえる?」

 佐々木も少し偉そうに言いだす。

「おや、みんな。ごめんな今唯奈ちゃんは先生とお話ししているんだ。今日の所は引き取ってもらえないかい?」

 マサキが一歩出て生徒達に声をかけてみる。

「は? 新任の下っ端が何しゃしゃったこと言っちゃってんの? 私達に指図する気?」

 三鷹が眉を傾けマサキの前に立つ。

「おい山下。いいから早くこっちにその犯罪者よこせよ」

 川崎がしびれをきたしたかのようにタツミに話しかける。

「君はもう少し目上の人間に対する言葉の使い方を学んだ方がいいよ」

 とタツミは優しく返した。

「ぱぱ……」

 唯奈は消えそうな声でさらに強くタツミの服の裾をつかむ。

「てめぇ、あんまり舐めてるとぶっ殺すぞ?」

 川崎は腰から金やダイヤ等の飾りの入ったナイフを取り出しタツミに向ける。

「それが君のナイフかい?」

 タツミは少し嫌味ったらしく聞いてみる。

「そうだ。お前みたいな一般人ごときには買えない高級品だよ」

 川崎はあざ笑うかのように返してくる。

「で、その一般人には買えないナイフで君はどうするつもりなの?」

「俺は家で戦闘の特殊訓練受けてるんだよ。お前なんか簡単に殺せるからな?」

 タツミは笑顔を一切崩さずに話を続ける。

「でも、殺しちゃったら犯罪だよ?」

「父さんに言えばもみ消してくれるよ」

 川崎は更にタツミを馬鹿にする。

「だって。聞いた? このガキんちょ俺を殺すらしいよ」

 タツミはマサキに話しかける。

「なんだそれ。お前がこのガキんちょに殺される? 今までに類を見ないほどの高難易度な任務じゃないか!」

 二人は笑いをこらえきれず、思わず吹き出す。

「下民が……!」

 川崎は持っているナイフを更に強く握る。

「一人で来るの? ほかの皆にも協力してもらいなよ。ほら、そこのお嬢ちゃんも」

 タツミは三鷹達にも目線を飛ばす。

「そういえば山下せんせー、最近は児童虐待とかもあるらしいっすよー気を付けてくださいねー」

 マサキはなんだか他人行儀に話しかけてくる。

「うわー教師ってめんどくせー! そうだ、このガキんちょ達とおんなじことすればいいんだ!」

 タツミとマサキは顔を見合わせにやりと笑う。

「唯奈、ちょっとおもしろいものを見せてやろう。人の動きを完全に止める方法だ」

 そう言った後、タツミは唯奈の腕を優しく掴み手を離させる。

 首を左右に傾け骨を鳴らし方をまわし一歩前に出る。

「さて、いつでもおいで」

 タツミは余裕の表情で川崎達にハンドサインを送る。

「皆! やっちまえ!」

 彼の言葉と同時に三鷹や佐々木達含め周りにいた十五人ほどの子供たちがナイフを抜いて襲い掛かってくる。

 まず、川崎は自慢の足の速さを生かしてタツミの元へと直進する。

 が、あっさりと二本の指でナイフを受け止められてしまった。

「それで全力?」

「うるせぇ! 口で言うだけならだれでもできるんだよ!」

「へぇ! 割といいこと言うじゃん!」

 タツミは一斉に襲い掛かるナイフを交わしながら会話した後、にやりと笑い、周囲に殺気をまき散らす。

「なら、俺がお前より早いことを証明してやろう」

 突如重みがかったタツミの言葉に周囲の人間の動きが凍り付く。

 川崎が瞬きをしたのち、目を開けた瞬間、タツミは姿を消し、突如として三鷹の前に現れた。

 恐怖と緊迫感で口をパクパクことしかできない彼女の脳天に人差し指を突き立てたタツミは、弱めのデコピンを放った。

 実際、外傷は愚か、痛みすら感じないほどの弱さのデコピンだったが、三鷹はその場で動かなくなり、失禁しながら膝から崩れた。

 ただ、この一連の動作を目で追えていたのは唯奈とマサキの二人だけである。

 ほかの目からはタツミは三鷹の前に現れた瞬間に気絶したかのように映っていた。

「お前……今何した……?」

 驚いた川崎がタツミの背に向けて話しかける。

「何って、人間の無力化だよ」

 川崎の方へ向けられたタツミの笑顔は先ほどの笑顔とは違い、狂気に満ち溢れているかのようで、後ろから差し込む真っ赤な夕日が更にその顔にインパクトが出る。

「あ、あなたの目は人殺しと同じような目をしてるわよ!」

 恐怖に震える佐々木がタツミを指さして言う。

「さすが裁判官の娘だ。よく分かったじゃないかぁ」 

 タツミは不気味な笑い声をあげたのち、また高速で今度は佐々木の元へと近寄る。

「悪いが、そこらの殺人鬼より俺は人を殺してるぜ? 自慢じゃないがなぁ」

 と言いながらまた軽いデコピンで彼女を気絶させる。

「対象を潰せば残党の戦意も削げるってもんだ」

 そして、容赦なく川崎の意識も奪う。

「お前ら。こいつらを保健室にでも運んでやれ」

 タツミは冷たく一言放ち、マサキと唯奈を連れてその場を去った。


 職員用駐車場に止めてあるタツミの車に皆乗り込む。

「ねぇぱぱ、大丈夫なの? あいつら権力で脅してくるけど……」

「言ったろ? あいつらと同じことするって」

 タツミは車を発進させ、帰路とは別の道を進んだ。


 暫くしてついた場所は、三鷹産業の本社ビルだった。

 近くの駐車場に車を止め、人気のない裏路地に周りマサキは飛行デバイスを装着する。

 タツミは唯奈を抱き上げ、飛行デバイスを起動しビルの屋上へと飛んだ。

 その後、二人は屋上の扉から堂々と本社の中に入っていき、社長室へとたどり着く。

「こんにちはー」

 タツミは社長室の扉を蹴り開ける。

「何者だ貴様等!」

 社長、三鷹五郎はタツミに銃を向ける。

「そんな警戒しなくていいっすよー。僕ら娘さんの学校関係の事で話があるだけなので」

 タツミは堂々と社長室のソファーに腰かける。

「おいおい、タツミ、唯奈ちゃんにその行動が映っちゃったらどうするんだ」

 マサキはまた呆れながら唯奈の手を引きタツミの後ろに立つ。

「御宅の娘さんが家の娘を虐めてるんですよ。まぁ僕もやめさせようと努力はしたんすけど、父親に言いつけるだなんだと言って他の教員を脅しているんですよね。それに関してしっかりと娘さんを叱っていただきたく参った次第なんですがー」

 タツミは堂々とした態度で話を進める。

「ふん、下民を操って何が悪い。大体、貴様こそ人のビルに堂々と侵入してきやがって。一体何者だ? 貴様」

 五郎は怒りをあらわにしていたので、タツミはかつらを取り。

「これは申し遅れました。ゼロと申します」

「ゼロ? ふざけているのか?」

 タツミの自己紹介を五郎は鼻で笑い飛ばした。

「おや、なにかおかしな点でもございましたか?」

「おかしな点しかないだろう? そのような名、聞いたこともないわ。殴り込みに来るくらいだからどんな大物かと期待していたが。貴様が本当に人を脅せると私は思わないがね?」

「これはこれは失敬。改めて自己紹介させていただきましょう。私、The Gray Jusutitia Company所属、執行官№0と申します」

 偉そうにふるまっていた五郎の動きが止まる。

「TGJC? 馬鹿を言うでない。君の様な子供が……」

「信じるか信じないかはあなた次第ですが、この裏帳簿に書いてあるものを公表された場合、僕らが仕事として再度ここに来ることになるでしょうね」

 タツミはどこからか三鷹産業の裏帳簿を取り出して五郎に見せつける。

「……わかった。娘が何を言おうと私は関与しない姿勢を取る……」

「ちなみに、娘さん人に刃物を向けて脅していたりしますからね。あなたは裁判などにおいても一切関与しないことを誓ってください」

 五郎は少し困惑する。

「じ、自分の娘を助けたいと思うのは子を持つ親ならだれでも考える事ではないのか?」

「いえ、別に知らぬふりをしろというわけではありませんよ。娘を助けたい気持ちはわかります。ですが、法律の許す範囲内で。決して買収しようなどと考えないでくださいね」

 タツミは笑みを浮かべて立ち上がり、二人を連れて正面からビルを出た。


「なぁタツミ、いつの間に裏帳簿なんて手に入れたんだ?」

 マサキが質問すると、タツミは裏帳簿を投げ渡してくる。

「見てみ」

 タツミが言うままに開くと、裏帳簿ではなく、ただの真っ白なノートだった。

「……? どういうことだ? なぜ三鷹五郎は偽物のノートと裏帳簿を見間違えたんだ?」

「それは単なる賭けだったね。TGJC、裏帳簿。この二つの単語が組み合わされば、悪いことをしている人間はとってもビビるだろうからね。脅しには最高の語彙だよ」

 タツミは軽く笑いながら車に乗り込み、全く同じ事を二回繰り返した。





 それから、学校での唯奈への嫌がらせは極端に少なくなり、今まで三鷹達のせいで近寄ってこなかった無関係の人たちが彼女への交流を図り始めた。

 タツミとマサキは何事もなかったかのように学校から姿を消した。

 ただ、三鷹や佐々木、川崎達は納得がいっていないようで、二人が学校からいなくなるまで常に意識し続けていた。




「おやタツミ、教師生活は終了かい?」

「あぁ、かつらとか用意してくれてありがとな、博士」

 タツミはこの前の買い物で唯奈が選んでくれたジャージに着替える。

「唯奈ちゃん、これから小原で通すのかい? それとも、獅童にするのかい? まぁ、どちらでも可能なように手はまわしてあるがな」

「そうだなぁ、唯奈とも話し合って決めるが、一応中学終わるまでは今のままかな」

 と語る彼の顔はすっかり父親のものの様だった。
























「し、執行官プログラムを受けたい……?」

「はい♪」

「でも君はもう高校生じゃないか。あのプログラムは幼少のころから徐々に育てていくもので」

「大丈夫です♪ 人の何倍もの筋力や射撃術も持ってますので♪」

「いやぁ、そういわれてもねぇ」

「では、試しに執行官プログラムテストを受けさせてもらえませんか? 不合格でしたらもう諦めます。でも、合格したなら新人執行官としてよろしくお願いしますね」

「……彼らの輪の中に入るのは大変だと思うけど……」

「そういうのも大丈夫なのでお願いします!」

時間まばらですいません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ