8話 確認!(2)
ダンジョンが誕生してから2日たった。
俺は鍛冶場で仕事と言うか趣味と言うか、剣を造っていた。
なぜ、仕事とも趣味とも言えないというのは、ダンジョンが出来て、市民がダンジョンに入るようになると、必ず武器が必要になるから、今の家に剣を造っておこうと思ったからだ。これだけだと、仕事だと取れるかもしれないが、俺の仕事は日本刀を造ることであって、西洋剣を造る事ではないからだ。
材料は、物質生成で鉄と鋼を造り、生成していく。
玉鋼から造ってもよかったが、今回は鉄と鋼だけで造っていく。
まず一振りだけ造り、材料をそろえて、スキル『複製』で20本まで増やす。これで品質の全く同じ剣が20本出来たのだ。
「完全にチートじゃな!これ商売したら、いくらでももーかるで!素材費かからんしな。」
昼からダンジョンに入ろうと思っていたので、武器の手入れとストレージの整理をしていた。
「これなんに使うんじゃろーな?」
武器の手入れが終わり、ストレージを整理していた誠也が言ったのは、色のついた石。そう、魔石である。
「とりあいず、『鑑定』」
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魔石(火)ランク1‥‥火の魔力を蓄えた石。大きさによって蓄えた魔力の量が変わる。小さい物からランク1で大きくなるにつれランクが上がる。ランクは1~10まで。魔力を放出することができる。
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魔石(水)ランク1‥‥水の魔力を蓄えた石。きさによって蓄えた魔力の量が変わる。小さい物からランク1で大きくなるにつれランクが上がる。ランクは1~10まで。魔力を放出することができる。
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魔石(風)ランク1‥‥風の魔力を蓄えた石。きさによって蓄えた魔力の量が変わる。小さい物からランク1で大きくなるにつれランクが上がる。ランクは1~10まで。魔力を放出することができる。
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魔石(土)ランク1‥‥土の魔力を蓄えた石。きさによって蓄えた魔力の量が変わる。小さい物からランク1で大きくなるにつれランクが上がる。ランクは1~10まで。魔力を放出することができる。
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魔石(光)ランク1‥‥光の魔力を蓄えた石。きさによって蓄えた魔力の量が変わる。小さい物からランク1で大きくなるにつれランクが上がる。ランクは1~10まで。魔力を放出することができる。
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魔石(無)ランク1‥‥属性を持たない魔石。魔石に魔力が蓄えられて無く、魔力を蓄える事が出来る。属性に縛りはない。ランクは1~10まで。
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と出た。
無色の魔石に火の魔力を流してみる。
すると、魔石がどんどん赤くなっていく。
俺はふと思った。
「これよーアニメである、魔道具造れるんじゃね」
でも、造り方が全く分からない。
「アニメとラノベ読んで、いいのないか探しとこー」
「アニメはパソコンでえぇーとして、ラノベどーしょーかなー。ネットでなんかあるかな?」
と言って、家に入って言った。