6話裏庭にダンジョンが!(4)
誠也が送ったメールは
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伯父さんどうも誠也です。
あの構造物で相当大変そうですね。僕の予想ですが、あれはアニメなどに出てくるダンジョンだと思います。アニメのダンジョンにはモンスターがでてきて、そのモンスターから取れる素材はとても有用性があるものです。
今朝ランニングしていると家から2キロ程度の所に、その構造物ができていたので興味本位で鉈を持って入ってみました。(入る事を禁止されていたのはダンジョンから出てからしりました)
《ダンジョンで分かったこと》
・ダンジョンにはモンスターが出てくる
(見たのは大きな蟻。他にもいると思う)
・初めてモンスターを倒すと目の前に
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名前 坂倉誠也
レベル 1
HP100 MP100
スキル
魔法
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パソコンの画面のようなもので、このようにステータスがでてくる(ステータスとはレベルとスキルなどのことです。)
・モンスターを倒すとアイテムがドロップする(蟻は、顎・殻・赤と青の巻物・5色のビー玉位の石・鉄)
・赤い巻物は魔法が覚えられる(巻物を開くと魔法の使い方が分かる)
・青い巻物はスキルを覚えられる(巻物を開くとスキルの使い方が分かる)
・蟻の場合ドロップアイテムの入手確率は、顎>殻>鉄>赤い巻物>青い巻物の順で、特に巻物はドロップしない
・モンスターを倒すとレベルが上がる
・レベルが上がると身体能力があがる(ダンジョンから走って帰ると疲れる事がなかった)
・ダンジョンは何回層にもなっている(下に下りる階段を見つけた)
・今日入ったダンジョンは、木と藪でかくしている(田舎なので近くにだれもこないので、言うと警察官に労力がかかるため)
《ダンジョンについて提案》
・放っておくとモンスターが出てくる可能性がある
・一般市民がダンジョンに入る事を許可する。ただし国が決めた試験(武器を持っている、犯罪歴がない、20歳以上、など)を行い合格者を『冒険者』などと名付けて入る事を許可する
・試験を受ける人を増やすためにドロップアイテムをある程度の値段で買い取る
・合格者にカード(番号とクレジット)を与える
・ダンジョンの入り口に駅の改札口のようにしてカードが無ければ入れないようにする
・『冒険者ギルド』みたいなダンジョン専門の組織を作る
・冒険者用(カードの番号が必要)サイトを作る
こんな感じになれば良いなーと思います。
今週の土曜日に東京に行くので寄らせて貰います。
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と送った。
伯父からの返信は『情報有難う。提案については何とも言えんが、この情報は有難い。ダンジョンには、とりあいず入らないようにしておいてくれ。家にはいつでも来ていいぞ。家内にもい言っておこう。』といものだった。
投稿を再開します。