4話裏庭にダンジョンが……(2)
「ステータスオープン」
誠也がそう言う。
すると、目の前に
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名前 坂倉誠也
レベル 1
HP100 MP100
スキル
ストレージ
鑑定
物質生成
魔法創造
スキル創造
魔法
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と、パソコンの画面のようなものがでてきた。
「これがオレのステータスかー」
「スキル試してみよー」
そう言うと誠也は、大蟻の落としたと思われる顎を 鑑定 をしようとした。誠也は、顎を鑑定したいと思うと。鑑定できた。鑑定した結果は、目の前にステータスと同じような物がでてきた。
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ビッグアントの顎
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「そのまんまかー」
「じやー次は、ストレージしてみるかー」
と言って、「ストレージ使いたい」って心の中で唱えると、目の前にブラックホールみたいな白いもやが渦を巻いていた。そこにビッグアントの顎を近づけると吸い込まれるようにして顎が消え目の前に
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ストレージ
・ビッグアントの顎
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と、でてきた。
「とりあえず今日は、もー帰ろ」
と、誠也は階段の方に歩み始めた。
階段を上ると日が差し始めていた。誠也は、自分の部屋に戻り使った日本刀を手入れし始めた。手入れが終わると、朝食を食べに台所にいった。朝食を食べているときにテレビをつけてニュースを見始めた。するとニュースではダンジョンについて持ちきりだった。ニュースの内容をまとめると
・ダンジョンは世界中に出来たこと
・政府がダンジョンへの侵入を禁止している
・自衛隊の特殊部隊を使って調査をする
・警察と消防がダンジョンを見張る
・ダンジョンを見つけしだい110番に電話をする
・ダンジョンがある地点から半径50メートルの住民は、避難しなければならない
と、言うことだった。
「これ電話せんといけんよなー。でもこれ避難するの俺だけじゃしなー」
そう、誠也の家の周りは田んぼで一番近いいけでも1キロは離れている。
「避難するの面倒くさいし、裏庭やけー分からんじゃろーしなー」
「とりあえず他のスキルもためしとこー」
「じゃー物質生成・鉄」
誠也がそう言うと、誠也の掌の上に10センチ四方の鉄の立方体がでてきた。
「うわっ、まじで出来た」
「これどーやってできてんだろー。アニメとかだと魔力使って作ってたてど」
そう思った誠也は
「ステータスオープン」
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名前 坂倉誠也
レベル 1
HP100 MP100
スキル
異次元収納
鑑定
物質生成
魔法創造
スキル創造
魔法
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と、MPは減っていなかった。
「あれー、MP使ってないなー。鑑定してみよー」
そう言ってMPを鑑定した。
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MPー魔法を使う時の代償になるもの
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「あーなるほど、そーゆーことか」
「じゃー、他の2つも魔力使わんとおもうけーためそー」
「じゃー次は、『魔法創造・ファイアボール《火球》」
「これでできたんかなー?」
「まぁーやってみよ。『ファイアボール』」
しかし
「あれ、使えんじゃん」
「あーそー言えば、アテナが『ダンジョン以外で魔法は使えん』ってよーたなー」
「ってことは」
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名前 坂倉誠也
レベル 1
HP100 MP100
スキル
異次元収納
鑑定
物質生成
魔法創造
スキル創造
魔法
火魔法
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「おっしゃー!きたーー!」
「じゃーラスト。『スキル創造・地図』」
「おし。じゃー『マッピング』」
すると目の前にステータス画面と同じような画面が出てきて、50センチ四方の画面に自分を中心に半径5キロの範囲で地図ができた。
そこに1つ赤い点があり、スマートフォンのように指で拡大できたので拡大していくと、ちょうど家の中で自分がいる位置だとわかった。