1話エピローグ
初心者ですのでどうぞよろしく。
主人公の坂倉誠也は、岡山県の西の田舎町に住んでいる。
誠也は5歳の時に両親を交通事故で亡くし、母方の祖父母の家に引き取られ育つ。
誠也の祖父母の仕事は、祖父が鍛冶師で祖母が農業をしていた。
祖父母の家は、とてもでかい。でかいとしか言いようがない。
祖父母が持っている敷地は、8LDKの主屋と、直径10メートルの池の上にある3LKの離れ。その池につながっている川と日本庭園夫婦の庭と、主屋の裏にある井戸がある裏庭などかある住居スペースを白壁の塀が覆っていてその塀に3つの門があり正面の一番大きい門の近くに剣道用の道場がある『住居スペース』
祖父が鍛冶の仕事で使っていた、製鉄場と鍛冶場、鞘や握り(持つところ)などを作るための木の加工場と、その為の材料や完成品を貯蔵するための蔵が4つと、長屋が2つある『仕事場』
祖母が農業をしていた時の重機や道具を置いている長屋と、選別・加工をするための建物。サッカーのコート2つ程の畑と、テニスコート8面位の田んぼが20枚ある『農業スペース』
あと『山』が一つある。
祖父母の家は、
『住居スペース』
約4000平方メートル=(1200坪)
『仕事場』
約3.5ha=(35000平方メートル)=(10600坪)
『農業スペース』
約4ha=(40000平方メートル)=(12000坪)
『山』
約17ha=(170000平方メートル)=(51500坪)
この4つからなり
合計で、75300坪=249000平方メートル=24.9ha
東京ドーム6個分程の広さがある。
正吾は5歳からここで育ち、祖父母の手伝いをしていた。
この頃から誠也は、祖父に剣道を習い始めた。
小・中学校と進んでいき、高校は情報系の県立高校に合格し、何事もなく卒業した。その後は、夢でもあった鍛冶師にとして、祖父に鍛冶を教わった。
鍛冶師にもいろいろあり、誠也の祖父は刀鍛冶だった。誠也も刀鍛冶になろうとがんばった。
刀鍛冶(刀匠)になるには、『刀剣技術試験』に受からなければなれない。
試験は、技術試験で1週間かけて行われ、1本の日本刀を造る。その日本刀を切れ味や耐久性、そして美しさなどの項目に点数を付けていき、合格点を超えれば刀鍛冶(刀匠)として認められる。
誠也は、この試験に、若干19歳で受かり、鍛冶師界に衝撃を与えた。
日本刀は世界中で一番の剣と認められている。なのになぜ、日本刀に『美しさ』を求めるかと言うと、日本刀は武器としてではなく、『日本の美』とされてきた。現在日本刀は、鑑賞用とし造られている。
祖母は、正吾が中3の時病気で亡くなった。
祖父は、祖母が亡くなってから寝込むようになり、どんどんと衰弱していった。誠也が『刀剣技術試験』の合格通知がきた次の日に息を引き取った。