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元カノが コンビニで    作者: 三ツ星真言
19/25

先生の部屋で

連れて行かれた場所は、洒落たカクテルバーではなかった。

 防犯設備がしっかりしているちょっとおしゃれなマンションの

先生の部屋だった。

「ちょっと先にやってて。着替えてくるから。」

 先生は、リビングに僕を座らせて、ブランデーのボトルと

グラス、それとポッキーを置いて、奥へ消えた。

 パシャパシャ、シャワーを浴びる音が聞こえてきた。

 高校生の頃の僕とは違う。

 こんなことで動揺しない。興奮もしない。

 部屋をじっくり観察しながらグラスに入れたブランデーを、

口に含む。

「美味い。」

 かなり高級のブランデーだ。年代物に違いない。

 部屋も、ブランデーを置くにふさわしい内装と家具ばかりである。


「お待たせ。さあ、やろう。」

思った通り、素肌に白いガウンだけをを羽織った姿である。

「乾杯はしないんですか。」

「 乾杯は後、後。女に恥をかかせないで。

  それに、私、君の闘う姿にいきそうになったんだから。

  さあ、早く。」


 僕は、奥の寝室へと誘われるのであった。


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