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122 帝国アルペンド地方統制審査官ミヒャエルの華麗なる一日

誰得ストーリー回増えていくと思います。


もうちょっと綺麗に書きたかったんですが創作して数日だとこれ位が限界です。バリエーションが少なすぎる感があります。ストックがあれば良かったんですが。


ミヒャエルは今日も仕事に精を出す。日々精力的に働く彼の一日は多忙だ。しかしその労苦を彼は厭わず積極的に務めを果たしていた。より帝国に利益が集まる様に。ミヒャエルの目的はそれだ。勿論それだけハードな仕事になり、だから多くの報酬を貰っているのだがそれは勿論相応しい報酬であり、別段それがおかしいとは思わない。そんなミヒャエルは今日も部下から届けられる報告書に目を通しながら重点的に管理すべき計画をチェックし、場合によりモニターで確かめ指示を出す。そして今も部下からの報告を聞いている最中だった。



ヴィンセントは今日も仕事帰りに通る繁華街を抜けて帰宅しようとした。昨今の不況はヴィンセントの懐にも直撃し、以前の景気の良かった時の様には気軽に飲みに出かける事は出来なくなっていた。しかし景気の良い時に仕事帰りの連中を捕まえて商売しようとした者達が店を構えた事でヴィンセント達の通勤路には飲み屋が出来、仕事場からの帰りには良く立ち寄ったものだ。しかし不況はサービス業などの第三次産業に大きな悪影響を及ぼし、どの店もあまり賑わっている様には見えなかった。

そんな繁華街をヴィンセントがいつもの様に歩いていたのだが、目の前で何やら騒いでいる男女が居てヴィンセントにその気がなくとも話の内容が耳に入って来た。


「ねぇ、助けてよ!ピンチなのよ。店に来てよ!昔は良く来てくれたじゃない!」


女はヒステリーじみた声でそう話すが、男は迷惑そうに立ち去ろうとするが女は男の腕を掴んで離さず、男もそれを強引に振り払う事も出来ずに困った顔をするばかりだった。男の表情からは関わり合いになりたくないと思っているのが見て取れ、不況だから飲みに行く金がないんだろうな、とヴィンセントは男に同情した。避けようにもここは通勤路で迂回すればかなりのロスになる。毎日迂回していては手間ばかりが増え、しかしあの男の様に以前通っていた店のスタッフに絡まれると知り合いも居るだろうにやけに恥ずかしいだろうなとヴィンセントは思う。男はチラチラと周りを見たりした後にしどろもどろに女に答えながらもなんとか手を振り切って足早に去って行った。

残された女はひどく悲しそうな顔をして今にも泣きそうになっていた。まぁこの不景気だ、どこも大変なんだろうが女の所は特に大変なんだろう、と今度は女にヴィンセントは同情してしまう。道行く人も関わり合いになりたくないのか見て見ぬ振りをして通り過ぎ、ヴィンセントも横を通り過ぎようとしたが。

丁度ヴィンセントはたまに飲みたい気分になっていてそろそろストレス発散に軽く行こうかと思っていたところだった。この女の店がお高く気取っていないなら、ちょっとくらい使っても良いかと考え、まぁ1回だけのたいした額にもならないがないよりマシだろうと思い、その女に声を掛けて店を聞いて飲みに行く事にした。



「対象が来た。始めろ。」


モニカは通信機を通して合図を貰い、さぁいつもの様にショータイムだと動き始めた。この仕事をあてがって貰った時から何かあると指示が飛んでくるのだが今の生活が出来るのもそれに従っているからで、そして何より収入になる。何かと世知辛い世の中において簡単に収入が得られるならこの程度の茶番に付き合うのは良いかとモニカは思う。失敗してもチャンスを逃すだけで損はしない。なら試すだけ試せば良い。連中の指示通り動いたから体裁も保てる。

モニカの役割は水商売女として客引きをする事だ。普段はそんな事までしないがこの不況である。多少はしても周りから不自然だと思われないだろう。その相手は指示が出ており、胸に『MI』のロゴが入っている服を着た男がそこを通るから予め決めた設定と台詞で誘えば良いとの事だった。

そうしてモニカが待っているとモニカに何か付いているのかと思える程に不自然にモニカの方を見ている男が居て、何か言いたげにアピールしている姿を見てれば確かに服に『MI』というロゴが入っていた。なるほどこの男か、と思ったモニカは早速行動を開始した。


「ねぇ。お久しぶり。どう?偶には飲みに来てよ。」


そう言ったモニカに男は嫌そうな顔をして立ち去ろうとしつつも腕を軽く残して掴ませようとする器用な動作をした。どうやら男が具体的な状況はリードしてくれるらしいと思ったモニカは素早く男の袖を掴み縋り付くように身を寄せた。


「ねぇってば。良いじゃない?また楽しくお話しようよ。」


腕を掴まれた男は頬を掻きながら立ち止まるが居心地悪そうにしながらも周りを気にしている素振りをしチラチラ見ながらこう言った。


「まぁ、な?最近何かと不況で物入りなんだ。しばらくは夜遊びは出来ないよ。そういうわけで。」


そんな言葉を言いながらも男はまだモニカから視線を離さず、モニカが何かを言うのを待っていたのでモニカは次の言葉を言う。


「つれないじゃない。ねぇ、良いでしょ?たまには良い男と飲みたいのよ。」


モニカの言葉に男はまんざらでもないという表情をしてから、しかし何か思いついたように表情を引き締め首を振った。器用な男だ、とモニカは思うが、また男が立ち去ろうとしつつも目線でモニカに訴えてきているので予定通りの言葉を言う。


「ねぇ、助けてよ!ピンチなのよ。店に来てよ!昔は良く来てくれたじゃない!」


モニカも水商売をしているのだ。演技なら多少は出来る。水商売の女が水商売での苦労事で演技するのだ。実感が出るからこそ周りも不思議に思わないだろう。実際に店の売り上げもこの不況でそれほど良くないから熱が入るのも当然か、とモニカは心の中で苦笑した。

しかしモニカのその熱演を見ても男は心動かされる事のない様でとうとうモニカの手を振り払いそそくさと立ち去ってしまった。

残るのは縋る腕がなくなったままの中途半端な姿勢でいるモニカだけになり、少し恥ずかしいなと思いつつも黙って悲しそうな顔をしていると男が近づいてくるのを感じ、どうやらうまくいったのだと安堵した。



ある日の事。ヴィンセントは軽く飲みに訪れた店で不味い酒を飲む事になった。同じ仕事場仲間と良く来る馴染みの店で、今日も仲間と一緒に訪れたのだがその中にあまり面識のない奴が混じっており、酒癖が悪く後輩に対して先輩風を吹かせて偉そうに振舞っていた。しかも何が困るかと言えば飲みに来た連中の中では歳が上で誰も強気に口出し出来ず、何より嫌いな後輩が居る様でこいつはもしかしていびりに来たのかと思えるくらいにクダを巻いている姿は周りをシラケさせヴィンセントもいつもは旨いと思っているお気に入りの酒もどこか味気ない気がしていた。いっそ酔った振りしてどうこうと考えてしまうがヴィンセントも仕事をしているのだから怪我でもしたら迷惑がかかり、しかしどうにもイビリを黙ってみているだけなのも何か違うとは思うがやはり一応は年上だから度が過ぎない限りは口を出すのも憚られる。

ヴィンセントがそうしてモヤモヤとしているとイビられていた奴がトイレに行ったので何気なしにヴィンセントもトイレに向かった。トイレに入る前に何やらガンガンと音がするなと思いながら入ってみれば怒りに任せて個室の木の扉を殴っている男が居た。

怒ってんなぁ、とヴィンセントは思いつつも用を足しつつ後ろに居る男に声を掛ける。


「大変だな。ああいった奴をまともに相手してたら損するぞ。」


ヴィンセントはそう言ってトイレを出る直前にチラリと男の方を少し見ると個室の木の扉がへこんでいる様にも思えたが気の所為だと割り切ってそのまま出た。



ユリアンはこの仕事を、というよりこの戸籍を貰ってからは問題なく過ごせていた。それまでは食うに困り常に追い詰められていた生活だったのだが、ある日従うだけで良い生活を得られると聞いて喜んで従った。何でも生活するための努力を怠る連中が居て、そいつらにそのまま居させるよりはユリアンの様に従順に従い働く奴の方が帝国にも利益になるという事らしい。そうしてユリアンは以前居た誰かの戸籍を貰ってここに来た。それ以降は以前よりも快適な暮らしをする事が出来、偶に指示が来てそれに従う以外は別段何の問題もなかった。一体これは何なんだろうと思いながらも従っていたが時折指示を出してくる連中が不機嫌だったり上機嫌だったりするから何か意味があるのかも知れないがユリアンには良く分からなかった。指示に従って居さえすれば快適な生活が約束される。それがユリアンにはとても魅力的だった。

そんなある日。ユリアンの元にまた指示が来た。飲み会に参加して散々嫌味を言われた後に、こちらから合図を送ったら怒った振りをして何か壊せ、と指示が来た。一体何がしたいんだろうとユリアンは思うが従うだけで今の生活が出来るのだ。それに文句はなく従う事にした。

そうして仕事をしていると飲み会に誘われた。そう言えばこいつは良く指示を持ってくる奴だったなと思いながらも参加すると伝え、仕事帰りに飲み会の場所に向かった。

店に着いてからの時間はユリアンにとって良いものではなかった。飲み会に誘った奴がやけにユリアンに絡み、ある事ない事言い出してユリアンをこきおろす。最初はまぁこの程度なら良いかと思っていたユリアンも次第に不機嫌になったがそれを態度に表した程度では全く相手は動じなかった。その内本当に怒りがこみあげてきてトイレへと席を立った。トイレの中でなぜそこまで言われなきゃいけないと思いながらも軽く個室の扉を叩いているとそこで通信機から指示が来た。何か壊せ、という指示があり、丁度ムシャクシャしていたユリアンは手ごろなものを探したがこれといったものもなく、仕方ないのでとりあえず個室の木の扉を思い切り叩いて見せた。それほど頑丈な扉ではなかった様で軽くへこみ、ユリアンの手も痛かったがこれでどうだと思いながら少し荒い息を整えていると、男が用を足しに入って来た。ユリアンの方をチラリと見た気もするが気にする様子もなくそのまま小便器に向かって用を足す。ユリアンもこの状況で怒りを露わにするわけにはいかないので扉を殴るわけにもいかず扉に右手をつけて体を支える様にして下を向きながら男が立ち去るのを待った。ユリアンが男が出て行くのを待っていると男が話し出した。


「大変だな。ああいった奴をまともに相手してたら損するぞ。」


え、誰に?俺に?と思ったユリアンだがどう答えて良いか分からずに居ると男はそのままトイレを出て行った。しばらくポカンとしていたがいつまでもトイレに居るわけにもいかずに席に戻ると、嫌味を言っていた男は酔いが回ったらしく今にも眠りそうなくらいにトロンと瞼を閉じかけていた。まだ何かブツブツと言っている気もしたが誰も聞いておらず、ユリアンもこれなら静かに飲めると思い気にしなかった。



ヴィンセントは久しぶりに飲みに来ていた。今回は1人で気楽にカウンターで飲んでいたのだが、そうしている内に隣にやけに陽気な男がやって来て、ヴィンセントが1人で飲んでいるのを見て話し掛けて来た。ヴィンセントが適当にあしらっても男は気にする事もなく上機嫌に話しかけてきて、つい『何か良い事あったのか』と聞いてしまった。すると男はニヤリと笑い、ちょっとした頼まれ事があってそれをこなせばボーナスが出るだとかをベラベラと話し始めた。その話を聞いてヴィンセントは景気の良い事だと思いながらもまた適当にあしらっていると男は充分飲んだのか話すだけ話してさっさと帰って行ってしまった。そんな男の背中を見送ってヴィンセントはチビリと酒を飲むのだった。



トレヴァーはやれやれまたかとため息を付く。トレヴァーは気さくな性格だという理由でショバ代を集める役割を押し付けられて早数年。色々と修羅場をくぐって来たので顔も利き、しかしその反面、その方面を少しでも知る者がトレヴァーの名を聞けば『ああ、あいつか』と思われるくらいの知名度が出来てしまっている。そんなトレヴァーだからこそ声がかかる案件があって、上もこの時ばかりはきついノルマを和らげてくれるしうまくいけばボーナスも出してくれる。やる事は至極簡単で、指示された相手と仲良く話してくる事。ただそれだけだ。別段難しい事じゃない。ほんの少し手間がかかるだけだ。時折こちらの話を全く聞かない者も居るがそんなのは例外だ。酒を飲んでいる時だとか、はたまた、道に迷った振りとして道を尋ねるとかやりようはいくらでもある。とにかく対象と仲良さげに話す。内容なんてどうでも良い。そう指示されているのだからそれだけで良い。

そうしてトレヴァーはいきなり呼び出されて指定の場所に向かった。どうやら対象はカウンターに座り1人で飲んでいるらしく、トレヴァーは店に入るとあいつか、と狙いを定めて近づいて行った。警戒されない様に初めはこちらも1人で飲んでいる素振りを見せてから、楽しい事があったから誰かに話したいといった様子を見せて徐々に巻き込んでいく、今回はこの方法で行く事にした。すると男は最初はどこか嫌そうだったのだが、慣れもすればトレヴァーの話につい耳を傾けている様で、他に話す相手も居なければまぁそうだろうとトレヴァーも思う。そうこうしている内に男は相槌を打ち始めたので良い調子だと思い色々最近在った事やうまい儲け話の事を話してから頃合いだと思って席を立った。店を出る時にチラリと後ろを見ると男はまだのんびりと飲む様で、まぁがんばれとトレヴァーはほくそ笑んだ。



ヴィンセントは休日の昼に何か食べるものがないか取り置きを調べてみたが良いものがないので買いに出かけた。店に入り軽く食べれる物を手に入れ、さて飲み物はと見に入った時に困った事になった。いつもの香り付きの水がなく、更には他の似たようなものもなくなっていた。どうにも仕入れの隙間に買い出しに来てしまったらしく、これは困ったとヴィンセントが思って何かないかと探してみると、酒があった。酒と言ってもアルコール度数の低いもので辛くもなくこれならまぁ食べ物と合うんじゃないだろうかと思い、ないよりはマシかと考えて買って帰る事にした。



ウォーレンは久しぶりに指示が来たなと思った。今度は誰だろうなと思いながらも指示通りに行動した。普段陳列している飲料系を全て撤去して酒だけを残した。良くこういった指示は来るのだがウォーレンにはそれほど関係ないので気にもしていなかった。すると男が店にやって来て軽く腹が膨らみそうなものと、それから飲み物を探して棚を見てから辺りをキョロキョロと見渡した後に少し考えてから酒を選んで買って行った。今回はあの客なのかな、と思いながらもすぐに戻しては不自然だから少しばかり時間を置いてから仕入れが出来ましたと言わんばかりに元に戻した。



ヴィンセントは急ぎの用事を頼まれた。今の仕事場から少し離れた所に分所があるのだが、そこまで材料を運んでほしいと言われた。一抱えの荷物だがすぐに居るらしく、仕方なくヴィンセントは急ぎ足で分所に向かった。

珍しい事もあるもんだと首を傾げながら急ぐヴィンセントは人通りの多い道を通りながら分所に向かった。そんなヴィンセントがふと子供の泣き声を聞いて足を止めると少し離れた所に大声で泣き続けている子供が居た。周りに保護者らしい大人も居らず、ヴィンセントは気になったがヴィンセントも大事な用を頼まれて出てきている。少し思案したが、仕方なく頼まれ事を優先した。周りにはまだ多くの人が居る。そして子供もあそこからあのまま動かなければ目立つからすぐに保護者が見つけるだろうと自分を言い聞かせて先を急いだ。

どうにか時間は間に合ったらしく分所の人間から感謝されてから帰所する途中にもう一度子供の居た場所を通ったが既に子供は居らず、どうやら保護された様だと安堵した。



ポリーはどうしようかと思ったが大人しく指示に従う事にした。今の職も旦那も指示に従ったから得られたもので従わないとどうなるか分かったものではない。しかしそれでも少し罪悪感がある。指示の内容は子供を1人で置き去りにする事で、ポリーが難を示すのが分かっているのか、子供の安全は保障するとまで言われては大人しく従うしかなかった。そうして何も分かっていない子供を、ポリーにも良く分かっていないが指定の時間に指定の場所まで連れて行き、そこで待っている様にと子供に言い聞かせてから指示通りに離れた。少し離れた所で待っているとやはり子供の泣き声が聞こえてきて、何か起きやしないかとハラハラして眺めるが通りかかる誰もが子供に関心を寄せる事なく通り過ぎていく。まるでそこに子供が居ないかの様に思えた。子供をあそこに置き去りにしている自分も自分だが周りの人達も冷たすぎやしないかと思いながらも時間は過ぎていき、やがて指示が来てもういいらしいと分かり、すぐにポリーは子供の所に駆け付けた。子供はポリーを見つけて泣きながら抱き着いてきて、それを見たポリーも泣きながら謝った。



部下の持ってくる報告書に目を通しながら別の報告を聞き、かねてからの計画に対する進捗をミヒャエルは確認した。


「それで、データは整ったんですか?」


「はい。こちらに。」


「なるほど。この不況だと言うのに夜の店で飲み歩き、女の客引きにあっさり捕まる性格、飲んだ店で酔っ払って店の備品を破損させた疑いがあり、後ろ暗い人物との交流もある。更に昼の日中から酒をかっくらう。困っている者が、それも子供が困っていても平気で見捨てる。なるほど。確かにこれは帝国臣民としては品性がなさすぎますね。これは不幸な出来事が起きても仕方ない。分かりましたね?」


「はい。わかりました。ではどの様に?」


「そうですね。あの店は自由に出来るのでしたね?夜の酒場で酔っ払って乱闘の末に事故死。これで行きましょう。その様に手筈を。不審がられない様にしっかり噂を流す様に。」


「はい。準備出来次第またご報告を。」


「ええ。これでまた帝国は良い国になる。」


誰かの囁く甘い言葉はその内容の通りかどうか疑わしいので確認する様にしましょう。


これがストーリーで小話ではないのは、ここでエールトヘンが話す様な部分は以前の小話で既に話しています。


今時の監視者の中にはとびきり悪質な者が居ますので気を付けましょう。


迷子の所ですが、

->迷子を助ける。

-->普通なら間に合う届け物も届けられない無能。

-->頼み事をしてもすぐに怠けてどこかで時間を潰す。

->迷子を助けない。

-->困っている者が居ても平気で見捨てる。

という様に結果在りきで評価が出来ます。

そういった評価をつなぎ合わせれば欲しい評価の完成です。


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