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「......ん!......くん!............翔太君!」


考え事をしていた俺に急に友達の松本紗矢香が声をかけてきた。


「うおっびっくりさせるなよ!」


「そっちが勝手に驚いたんじゃない。早く掃除終わらせて帰るわよ」


「分かってるよ......ってあれ?前にもこんな会話しなかったっけ?」


「ないわよ。馬鹿なこと言ってないで早く終わらせるわよ」


数分後......


「終わったー」


「早く帰るわよ。今日は天気予報じゃにわか雨が......あ、降ってきた」


窓の外を見るとポツポツと大粒の雨が降ってきていた


「あちゃー俺傘持ってきてないよ」


「私も今日は忘れちゃったから降ってくる前に帰ろうと思ったのに誰かさんのせいで」


「悪かったって」


あれ?やっぱりこんな会話、昔しなかったっけ......


しかし、雨か......どうするかな。そんなことを思っていると廊下の向こうから聞きなれた声が聞こえてきた。


「お兄ちゃぁん!」


その声の主は俺の妹、秋山愛衣だ。ちなみに中学生。



「どうした?高校まで来て」


「今日にわか雨が降るってニュースで言ってたからお兄ちゃん忘れてるだろうから傘を届けに来たの!」


愛衣の手を見ると傘を2本持っていた


「でも今日は紗矢香も忘れていてこいつの親主張中なんだよな」


「私は濡れて帰るから大丈夫だよ」


しかし愛衣が


「大丈夫です!私がお兄ちゃんの傘に入ればいいんです!ついでに泊まってもらいましょう!」


と言って半分無理矢理連れていったのだ


「......で、紗矢香」


半分無理矢理連れてこられた紗矢香に俺は本当に良かったのか?と聞いた。するとまあ食費も減るし別にいいわよとかえってきた。やっぱり食費とか大変そうだな。


そんなこんなで無事に俺達の家についた。

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