いざお茶会へ
馬車の中は終始穏やかな雰囲気がながれ
あっという間王宮へ
「オパール公爵様ようこそおいでくださいました。」
王宮の従者が馬車のドアを開け挨拶をする
「うむ。では案内たのむ」
馬車を降りると先程までの父や夫の顔から一気に公爵の顔になるお父様
母も兄は変わらないが、なぜだか身が引き締まるような気持ちになった
従者の案内に従って王宮内を進むと、生花のみずみずしい香りが広がってくる
さっと横を見ると庭園に咲き誇る花々
「これはこれはオパール公爵」
「おおおお アメトリン公爵。この間の狩猟大会の結果はいかがだったか」
ふたりは貴族学校からの気心がしれたご友人らしく 、我が家にもよく遊びにいらっしゃいます
家にいらした時はほんとに親戚のおじさんのようです。
この場では公爵としての顔をしている2人だが、友人として会う時にはもっと砕けた感じで、平民の格好をして領地でお酒を飲みながら語り合うこともあるそうな。
アメトリン家には今年で10 歳となるご令嬢と3歳のご令息がいる
大体10歳を前に婚約者を決めるため、ご令嬢には婚約者がいる。
そのため今回は候補には上がっていないと聞いている。
おふたりは先に会場へ向かっているのだとか
ご令息はまだ幼いためお留守番なんだとか
お母様とお兄様も楽しそうにアメトリン公爵と楽しくお話ししているけれど、私少し緊張して来ました...初めてのお茶会....粗相があってはダメよね...
少し緊張をほぐすため
「少しだけ外の空気を吸ってきてもいいですか?」
と声をかけ席を外す
「すぐ戻て来るのよ」
母の声を背中で聞き、先程の庭園へ足を運ぶ
「わぁ...遠目からでも綺麗だったけれど、近くで見るともっと素敵」
リリーは庭園に咲き誇る様々な花長め 香りを嗅いだり
そして花々に囲まれ気分が良くなったのか歌いながらくるくると回ってダンスしたり
すると足元に薄汚れた元気の無い怪我をした子猫のような生き物が...
リリーは氷魔法が得意とするが、最近は回復魔法を習いだしたため、猫に傷を癒やした。
ちょうどその頃
「リリーそろそろ行きますよー」
「はーい!!猫ちゃんまたね もう怪我したらダメよ」
お母様が探しにきたので一緒に会場へ向かう




