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いつか死ぬ心優しい勇者と幼馴染の文通  作者: 紫 凡愚
第2章 初めての魔人討伐
6/50

クロカル新聞 〜速報〜

紫 凡愚と申します! この小説は少々特別な文体となっていますが、逆に普通の小説よりも読みやすいので、気軽に呼んでください!

そして続きが気になる。良かったと思う方は、評価とブックマークをお願いします。もちろん、ここはこうした方がいいんじゃないの? といった指摘も感想等でお待ちしています。


 クロカル新聞 速報 勇者レイナ、フレイン地区の魔人討伐 犠牲者二名


 勇者レイナが率いる勇者パーティーが魔人討伐のためにフレイン地区を訪れた。彼らは到着早々、情報集めに勤しんでいた。


 魔人は非常に狡猾、かつ慎重な性格をしており、その足取りを掴むことは容易ではなかった。


 しかし、入念な調査により、一週間後、勇者パーティーはいよいよ魔人と戦うことになった。事前の調査により、魔人の強さは低く見積もられていた。


 王国の意図としては、まずは勇者レイナに魔人を慣れさせることが目的だったようだ。

 しかし、魔人は魔王軍の準幹部だったことが判明。普通の魔人よりもはるかに強力で、想像以上の苦戦を強いられた。


 激しい戦いの末、勇者パーティーは魔人の討伐に成功する。しかし、勇者パーティーの魔法使いと、聖女である二名、オスカーとエリザベスが命を落とした。二人が亡くなった経緯の詳細は現在調査中である。


 今回の件に関して、世論は大きく二つに分けられている。


 一つは、勇者レイナを讃える意見だ。勇者になってたった数ヶ月で魔王軍の準幹部を倒すことに成功したことは、急成長を遂げている証であり、喜ぶべき功績であるというものだ。


 一方で、勇者レイナの実力を疑問視する意見もある。今回、勇者パーティーに選ばれた三名は、最近の話題になっている冒険者だった。守備と攻撃を兼ね備えた盾騎士アルフレッド、天才魔法使いオスカー、稀代の聖女エリザベス。彼らはまだ十代にして実力派と言われていた。


 そんな人物と行動しながら二名の犠牲者を出してしまった勇者レイナは恥ずべきであると意見する者もいる。


 厳しい意見もあるが、魔人を倒したというのは、偉大な功績である。今回の件については、勇者レイナの実力を垣間見れた。しかし、民衆の一員として、勇者であるならばもっと強くなってほしいと思ってしまう。


 なお今回、犠牲者を出してしまった件に関して勇者レイナは何もコメントしていない。この行動に関しても、非難が集まっている。とはいえ、生前二人は勇者レイナと親しくしていたという証言もあるので、何か理由があるのかもしれない。


 今回のフレイン地区での魔人討伐は成功した。結果的に勇者レイナの実力がついてきたことは理解できるものの、犠牲者を出してしまったというのが否定的な世論を決定づけてしまった。

勇者レイナには今後の功績で、是非とも挽回して欲しい。


作者の紫 凡愚と申します!

この作品が面白い、気になると思った方は是非、ブックマーク、コメント、評価お待ちしています。途轍もないやる気になります! タイトル通りストックは最終話まであるため、人気になればどんどん投稿ペース上げてくのでよろしくお願いします!

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