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いつか死ぬ心優しい勇者と幼馴染の文通  作者: 紫 凡愚
第2章 初めての魔人討伐
10/50

クロカル新聞 〜勇者レイナ、魔王軍幹部を短期討伐〜

紫 凡愚と申します! この小説は少々特別な文体となっていますが、逆に普通の小説よりも読みやすいので、気軽に呼んでください!

そして続きが気になる。良かったと思う方は、評価とブックマークをお願いします。もちろん、ここはこうした方がいいんじゃないの? といった指摘も感想等でお待ちしています。


 クロカル新聞 速報 勇者レイナ、魔王軍幹部を単騎討伐!


 勇者レイナが魔王軍幹部ブリーデルの単騎討伐に成功した。ブリーデルは我が国の貴族であるゲーデルになりすまし、スパイ活動を行っていた。


 魔王軍幹部だけあり、実力は前回勇者パーティーで倒して準幹部よりもはるかに高かった。


 彼女はなんと、そのブリーデルを単騎で討伐したのである。


 また今回、犠牲者は誰も出なかった。


 勇者レイナは、前回、魔王軍準幹部相手に勝利したものの、仲間を二人死なせてしまったことでその実力が疑問視されていた。さらに勇者パーティーを解散し、単独で行動することが決まり、世間からは批判が殺到していた。


 ところが今回はそんな批判を跳ね除け、輝かしい功績を残した。


 後日、勇者レイナにこの戦いについてインタビューを試みたとことろ、このように述べていた。


「私はたくさんの人の期待と希望を背負っています。三百年に渡り魔人に殺された被害者たち、オスカーとエリー、故郷の友人などたくさんの人が私を突き動かしてくれました。今回の討伐に関しても、これからの功績についても、全ては彼らのおかげです」


 彼女は勇者とはいえ、まだ十六歳の子供である。そんな少女が、三百年にも渡る歴史の被害者の思いまで背負っているという考えに至ったことは脱帽である。

 また彼女は最後にこう述べていた。


「オスカーとエリーには、これで少しでも供養になればいいと思っています。彼らの分まで私が人間を守ります。今までは落ち込んでいましたが、これからは、ほんの少しだけ、堂々と歩けそうです」


 勇者エリナはこのようにしてインタビューを終えた。

 今回の魔王軍幹部討伐の件については、非難の余地もなく最高である。疑問視されていた実力についても、しっかりと証明できていると言えるだろう。


 今後、勇者レイナは様々な功績を挙げると予想されている。いつの日か、人類の悲願である魔王討伐を果たすことを願うばかりである。


作者の紫 凡愚と申します!

この作品が面白い、気になると思った方は是非、ブックマーク、コメント、評価お待ちしています。途轍もないやる気になります! タイトル通りストックは最終話まであるため、人気になればどんどん投稿ペース上げてくのでよろしくお願いします!

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