ウサギ顔のドワーフ少女をぺろぺろしてみた
「さて、この後はどうしますか?」
「私はお店があるから、何かしたいなら1人でしなよ」
「暴力」
「……それは脅し?」
「暴行」
「ねぇ、脅しよね?」
「乱暴」
「分かった、分かりました。なんでもするからもう言わないで」
「ん? 今なんでもするって言いましたか?」
「出来ない事はしないわよ」
「とりあえずお店に戻りましょう」
「はぁ……」
お食事処から薬屋へオクヤさんと一緒に戻り、なんでもしていい権利を行使しました。
「ぷにぷに、ぷにぷに」
「ん……」
「もみもみ、もみもみ」
「くっ……」
「スーハー、スーハー」
「嗅ぐのはやめて」
「良い匂いですけど?」
「やめて」
「じゃあ、ぺろぺろは?」
「……変態」
「ぺろぺろ、ぺろぺろ」
「……ぷふっ、やっぱりぺろぺろも禁止! あはは、やめて! くすぐったい!」
どこの部位を想像しましたか?
正解は……脇と見せ掛けて足でした!
正解した人の中から抽選でロトルル特製クリアファイルをプレゼント!
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なんてね。
足舐めとか汚い? 清掃魔法で綺麗にしてますし、舐めた後もちゃんと清掃魔法で綺麗にしますから問題ありませんよ。そもそもオクヤさんに汚い所なんて性格ぐらいしかありません。
「ふぅ、良いお味でした」
心底気持ち悪いという蔑みの目で見られてしまいました。ゾクゾクしちゃいますね。
「もう気が済んだでしょ、仕事の邪魔になるからそろそろ帰ってくれない?」
「そうですね。名残惜しいですけど、観光の途中なので一息つけたらまた来ますね」
「無理して来なくていいよ」
二度と来るなという感情が手に取るように分かります。
ここはハイポーションでぶん殴って好感度爆上げしておきましょう。
ストレージから10本ハイポーションを取り出してオクヤさんに渡します。
「え、なにこれ……?」
「迷惑料と足舐め代です。オクヤさんが可愛くて、つい調子に乗り過ぎました。本当にごめんなさい」
「……謝られるほどの事は……うん、まぁ、ロトルルさんの気持ちは受け取ります。けど、こんなには要らないよ?」
「ではお友達の印として受け取っておいてください」
「……子供に暴力を振るうような最低なやつと友達になりたいの?」
「私以外にはダメですけど、私なら受け止められるので、友達になってくれたら嬉しいです」
オクヤさんは俯いて、ほんのりと耳を赤くさせています。嬉しいんですか? 嬉しいんですね? はぁ可愛い。
「……いつでも、来て良いから……」
「はい?」
「いつでも来て良いから! その代わり殴らせて!」
「うわぁ……友達を殴りたいとか、最低ですね……」
「なっ!? あなたが受け止めてくれるって!」
「えへへ、良いですよ。今みたいにからかって殴りやすいようにしますので思う存分殴ってくださいね」
「うぅぅ、私、あなたの事、本当に苦手だわ……」
こうして無事にオクヤさんとお友達になれたロトルルは薬屋を後にすると、店の裏手へと行き、オクヤさんを俯瞰で見られる位置にゲートを開いて様子を窺う事にするのでした。
「はぁ……変な子と友達になっちゃったな……。でもハイポーションがこんなにいっぱい……うひひ、これは保存用、こっちは展示用、こっちは常備して……うへへ、変な子だったけど、こんなに良くしてくれるなんて、余程私の事を好きになっちゃったのね。……ロトルルさん。ううん、せっかく友達になったんだから呼び捨てで良いよね……ロトルル、ロトルルロトルル、うん。次来た時はもっとちゃんと話したいな……」
ああああああ! 今すぐお話しましょおおおおおおおおお!!
という感情をグッと抑えて私はゲートを閉じました。
あんな可愛い子の内に暴力衝動があるとかギャップで頭がおかしくなりそう。しゅき。
身悶えしながら私はその場を後にするのでした。




