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反省しました

 翌朝はもちろん寝坊しました。

 というか、もうお昼過ぎてます。

 初めて夜更かしと寝坊をしたような気がします。孤児院時代では絶対に出来ませんね。


「はぁぁ……調子乗り過ぎちゃったなぁ……」


 起きた時にはすでにミャーさんは居らず枕元に手紙が置いてあり、その手紙には感謝の言葉とこれ以上私と一緒に居ると身が保たないという趣旨の言葉がやんわりと書いてありました。


「私って、ほんとバカ……」


 愛玩動物にする様な愛撫をいかに見た目が動物に似てたとしても人にすれば嫌われるのも当然だと今に至って気付きました。もう遅いですけど。


「あぁぁぁ……もう一度転生したいぃぃぃ……」


 もう一度転生出来たら次は絶対に間違えないのに、とは思いますがだからと言ってすぐにでも死んでやり直したいなんて事は1ミリも思ってはいないので、もう一度は100年後ぐらいに考える事にしましょう。

 それにもう、一度転生しているので今世では前世で無為に過ごした分楽しくやりたいと思っています。

 とは言っても流石にミャーさんの手紙がショック過ぎたので、その日は一日中ベッドに横になり虚空を見つめて過ごしました。


 翌朝。

 一晩寝たらすっかり気持ちも落ち着いていたので我が事ながら子供の体は便利だなぁとつくづく思いました。

 宿屋に追加料金を支払い、朝一の馬車を停留所でしばらく待っていると熊顔の御者さんが乗った馬車がやって来たのでディファス国までお願いするとそんな遠くまでは行かないと断られてしまいました。

 ディファス国まで行く馬車はいつ頃来るのか聞いてみると、一週間に一回あるか無いかの頻度らしく、急ぎで行きたいならザカル街の商人ギルドか冒険者ギルドに頼めとの事。


 急ぐ旅でも無いですが馬車が来ないのなら先に行ってもしょうがないのでザカル街に戻ることにしました。


「せっかくだし飛行スキルをゼット戦士並みに鍛えてみましょうかね」


 飛行スキルでディファス国まで行けばいいじゃんとか野暮な事は言いっこなしですよ? 転移もゲート魔法も無しです。馬車が良いんです馬車が。


 飛行スキルを使って空を自由自在に飛び回り、ザカル街に着く頃には飛行スキルレベルが10に上がっていました。


「夕暮れが綺麗……」


 とりあえず宿屋を探して明日の朝に商人ギルドへ行き、馬車を頼みましょう。

 冒険者ギルドは私の情報が出回ってそうで怖いのでしばらくは近寄りたくないですね。


 という事で適当な宿屋を見つけて即就寝、寝付きが良いのは子供の特権です。

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