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変態

「起きました。おはようございます!」


 昨日は家の周りにモンスターが入って来ないように壁を作るのを忘れていたので早速作りに行きます。


 外に出て家を囲む様に目隠しフェンス構造の壁を作りましょう。

 両手をパンッと合わせて地面をバンッと叩いて、地面から壁がズモモモッと迫り上ります。

 何度やってもカッコイイですね。


 ……抜け道を作るのを忘れていました。

 転移があるので問題ありませんけど、一応緊急時用に抜け道を作っておきましょう。


 抜け道を引き戸にしたのでこの世界の住人には、ほぼ開けられる人は居ないでしょう。この辺りまで来る人もそうそう居ないと思いますが。


 壁が完成したのでシャンプーなど私にとって必需品を揃えていきます。


 木材や花を使い錬金スキルで石鹸に。良い香りです。

 石鹸と花を使いシャンプーを。花の香り成分を調合スキルで混ぜ合わせます。

 そのうち化粧水も作ってみたいですね。


 私は私自身をアバターと捉えている節があるので、私を最大限に愛でるための努力は惜しみません。

 30歳引きニートの精神が俯瞰で見ている感覚でしょうか?

 ネトゲも基本は女性でプレイしてパンツを愛でたものです。


 パンツを愛でるで思い付きました。姿見を作りましょう。


 樹脂と銀を合成スキルと錬金スキルで組み合わせればあっという間に鏡の出来上がり。琥珀枠の姿見完成です。


 ……家の中で作れば良かったですね。地味に重い。



「あぁ……なんて可愛いワ、タ、シ。んちゅ。ファーストキスは私だよ? ……ウヘヘ」


 他人には見せられませんよ。見た者は抹殺します。

 最高に気持ち悪い事をしている自覚はありますが、私が可愛すぎるので仕方ありません。

 私自身にどんな事をしても私が許しますので問題ありません。


「まだまだガリガリですね。もっと太らねば」


 全裸になって身体検査。ついでに感度も調査。……やっぱりダメですね。

 13歳になってもダメそうなら感度を下げるポーションを作ります。

 それか人体が変化する系のスキルなどが手に入ると良いのですが。


 服を着ようと思った所で思い出しました。

 ハニカム木粉で服を作りましょう。

 デザインセンスは無いのでジャージを作ってみます。


「すべすべ、ふかふか、軽くて丈夫。最高ですね」


 錬金スキルで服も簡単に作れたのでパンツも何枚か作っておきましょう。



「さて、そろそろ街に戻りましょうか」


 物置に指輪や丸薬などを置いて、リュックの中身を整理して、短距離転移で街に戻ります。


 森を抜けて、街近くの平原に錬金スキルで分厚い鉄の小屋を建てます。扉は付けません。


 錬金スキルで小屋と、その前に建設中の立て看板を設置。

 中に転移して、空気穴を四方と天井に開ければ完成です。


 次からはこの中に転移すれば街に戻るのに楽チンです。

 カモフラージュに表面を木目調にしたり、偽の扉を設置したり、壁に子供のラクガキを描いたりして、どこかの親子が遊びで作った建物だと思わせます。


 完璧な仕事が出来ました。満足。

 それでは街に戻りましょう。


「ロトルルちゃああああああああん!!」

「ゲフッ!?」


 アイテム生成ギルドに戻るとお姉さんに抱き着かれました。柔らかいです。


「どこ行ってたのっ!? すごく心配してたんだからっ!!」

「そうですか。それは失礼しました。それでは部屋に戻りますね」

「冷たい!?」


 お姉さんを引き剥がして荷物を取りに部屋へ向かいます。


「ポーションは、ちゃんとありますね。服も、あります。パンツも……少し動かされた……?」


 部屋の外にお姉さんの気配がしたので問い詰めると直ぐに白状しました。


「ほら、下着は定期的に洗わないとね!」

「そうでしたか。それでは仕方ありませんね。パンツはお姉さんにプレゼントします」

「ほんと!?」


 引っ越す事を言うと、うるさそうなので内緒の引っ越し記念としてプレゼントしました。

 私のせいとはいえ、ここまで変態になってしまうとは……残念です。

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