スペック表(ヒガンバナ編)
・スカーアヴェンジャー
パンチ力……23.5t
キック力……30t
走力……100mを3秒
《概要》
ヒガンバナの基本フォーム。
チップの出所や構成は不明。プラグローダーはリンドウと同じ最初期型だが、何者かによって譲渡された。
鎧の傷は実際についているものではなく、全身にエネルギーを巡らせる血管のようなシステム。悪魔の翼を象ったマスク「デビルウイング」は視野の拡大及び敵の脆弱なポイントを表示する。マントは敵の視界を阻む他、機銃程度ならば弾く事が可能。基本武装のブレイクソードはこの形態で使う前提で調整され、組み合わせる事で敵の防御手段を無効化、あらゆる物質を切断する。
必殺技はプラグローダーを腰に装着して放つ跳び膝蹴り、「スカーブレイク」(50t)、ブレイクソードへ2枚のチップを挿入して発動する乱れ斬り、「スカーマーダースラッシュ」(65t)。
・シャドウアサシン
パンチ力……16t
キック力……26t
走力……100mを0.9秒
《概要》
ヒガンバナの形態の1つ。
スカーアヴェンジャーと同じくチップの出所は不明。
鎧はスカーアヴェンジャーよりも砕けており、それに伴って軽くなっている。更に纏ったマフラーとローブは身体を微粒子化させる能力を秘めており、能力使用の際には黒い霧の様な姿で移動可能。この形態時は障害物や敵の攻撃などをすり抜ける。跳躍力、走力が強化されるが、反面パワーは落ちており、直接戦闘は不向き。
武装は2本のショートソード。こちらはブレイクソードとは違い固定武装で、他の形態では使用不可。ブレイクソードに比べ小回りが利き、投擲も可能となっている。
必殺技は腰のプラグローダーをスライドして放つ投擲「シャドウスラッシュ」(40t)
・コードデストロイヤー
パンチ力……70t
キック力……100t
走力……100mを1秒
《概要》
ヒガンバナがデストロイローダーとスカーアヴェンジャーチップを使って変身した姿。
デストロイローダーは紅葉の心臓に埋め込まれていた衛星ノアの緊急停止コードが、ピュアチップとVUローダーの力を得たブレイクソードによって切り離され、変異したものである。専用武装であるロッドセイバーに装着する事で、スレイジェルのデータを破壊するデストロイセイバーと、ジェノサイドのデータを破壊するシャインセイバーを使用出来る。
全身を覆う漆黒の装甲「マガツノヨロイ」は高い防御力の他、如何なるデータ改竄やウィルスをも防ぎ、彼岸の記憶データを守る。全身を巡る白いライン「レイミャク」により、常に最大限のパワーで戦闘が可能となっている。
必殺技はエネルギーを纏い、自身が剣のようになって放つ跳び蹴り「コードブレイクソード」(150t)。
・ヘルズドミネーター
パンチ力……測定不能
キック力……測定不能
走力……測定不能
《概要》
7つのジェノサイドのコネクトチップとヒガンバナのスカーアヴェンジャーチップがサーバーセムによって融合したプラグローダー、「デスレイズローダー」を用いて変身した姿。
元となった7体のジェノサイド達の能力は最大値が出せる様に最適化され、自由に振るうことが可能。ブレイクソードはこれに伴い、十字架を模したクロスブレイクソードへ進化。中心のスカーアヴェンジャーチップとジェノサイドのコネクトチップが繋がることで更に出力を向上させる事が可能となっている。
この姿のヒガンバナの力はあらゆる物質、現象すら破壊し、神の力ですらそれを防ぐ事は不可能。使用者の身体をも破壊してしまうが、コードデストロイヤーの力によって保護されている為、事実上ヒガンバナは無制限にこのフォームの力を振るうことが出来る。必殺技は破壊の力を大量に蓄えたジェノサイドウィルスを込めた蹴り「ヘルブレイクエンド」(破壊力測定不能)。