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⑼『雲の間から差す光』

⑼『雲の間から差す光』



起こり得ることこそ、起こったことだと、誰が信じよう、という一つの命題は、矛盾が過ぎる。起こり得ることは、最後まで、起こり得ることで、その屋が光に転じた、というメタファでもって、実際に起こったら、それがすべてなのである。



当たり前のことだが、その起こったことを、一回性と言ったり、結果論と言ったりするのであって、今回の小説もそれに沿って書いてはいる。雲の間から差す光、光が差すだろう、ではなく、光が差した、という場所まで、持ってこなければならないのだ。



であるからして、問題は、光が差した、という結果が全てなのである。こういったことを、深く考える必要はない。光が差すのを、雲の間から、光が差すのを、待てば良いのだ。待つこと、光が差す時刻から、逆再生できれば、助かるのにな。

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