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⑶『雲の間から差す光』

⑶『雲の間から差す光』



一体、どれだけの時間が経過しただろう、上方の雲の事を言っているのだ。どんよりとした、あの雲は、何のためにあるのだろう、などという初歩的な疑問にすら回答出来ない自分に、嫌気がさして、そっと視線を下に落とした。



丁度そこには、コンクリートの表面に水滴が。ふと、もう一度上方を見たら、雨がぽつりぽつりと、降っているではないか。いそいで、近くのコンビニへと避難するも、雨の音は次第に強まるばかり、今の状態は、光ではなく闇なのだ。



闇が支配している、そう少し呟いた後、雨音が静かになるのをまった。20分程だろうか、外に出ると、雲の間から差す光が見える。ほっと一安心して、また、街を歩きだす。或る日の、或る時刻の、雲の間から差す光、の話である。

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