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⑾『雲の間から差す光』
⑾『雲の間から差す光』
㈠
光を希求したならば、確かに雲に覆われている天上は、悲しい調べの様に思われる。しかしそれこそ、精神が光を渇望するという風に、推移する意味のあるというものだ。言葉の難しさというものだ、つまり、雲だからこそ、という意味である。
㈡
もうほとんど、執筆思考がヤバいという状況下の中、執筆にも疲れは出ているが、それでも、我々は、雲の間から差す光を目指して来たじゃないか、という神の声が、俺の脳髄を、滅茶苦茶あにする。俺は、敗北者だろうか。
㈢
しかし待とう、雲の間から差す光を、待つべきだろう。それまで、ゆっくりして居れば良いんだろう。小説執筆だって、雲の間から差す光の、言葉という光の現出を待つときだってあるじゃないか、そう思うと、ふと、気が楽になった。




