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道「まるで将棋だな」 2

〖おい、ロードロード〗


「何だよ、チンギスハン」


 俺が奴の記憶を観ていると、チンギスハンが声をかけてきた。


〖朕はお前が何を考えているか観ることはできぬ。だが、お前がぼやいたのは聞こえたぞ〗


「へー」


〖お前、朕の戦を観てどう思った?〗


 ……狩猟だと思ったんだが、不満気な声だな。

 だが正直に答えるとするか。


「まるで狩猟だなって思った」


〖仕方ない。少し時を戻そう〗


 ?


 チンギスハンの記憶が戻っていく。

 これは……チンギスハンvsジャムカ、最強モンゴル人を決める戦いの時か。

 この戦いでモンゴル族は一つになったんだよな。


〖よく観ろ。朕と他の奴の違いを〗


 俺が戦場を観ると……俺は目を見開いた。


〖朕の軍隊、どう思う?〗


 チンギスハンの軍隊は動きは遊牧民そのものだ。しかし、圧倒的に組織化された用兵戦術を駆使されている。

 これはまるでーー、


「まるで将棋だな」


〖ふはは。であろう?〗


 チンギスハンが満足気な声で笑うのが聞こえる。

 あいつの姿は見えないが、本当に喜んでいるようだ。


 実際、ジャムカの軍隊は弱く無い。

 歴戦のモンゴル武将だけあって相当に強い。

 単純な膂力ならどちらが上かわからない。

 だが、勝敗を決定しているのは……。


「理詰めで動かされた用兵戦術。歩兵でなく、まるで桂馬や角だけの軍隊が突撃と撤退を組織的に繰り返すような戦術……これが世界一の騎馬軍団の用兵か」


〖そうだ。朕は鍛え上げるだけでなく、それをどう生かすかを中国軍からも学んだ。駒の動きの違いはあるが、駒を用いるというのはまさに朕が得意とし、使ったものなのだ。朕は狩猟民族をまるで将棋のように使えたというわけだ〗


 実際、大した動きだった。

 俊敏にどちらの騎馬兵も動いているが、揺動や攻撃が適切なタイミングや地形で行われてるのに雲泥の差を感じる時がある。

 殆ど変わらない実力同士でも、僅かに確実な差があれば時間の経過と共に勝敗が分かれていく。

 読み合いにおいて、テムジンの方が卓越していたようだ。

 数多くの弓矢が突き刺さる戦場で、テムジンは勝ちをおさめた。


 ……無敵乃人ジョーカーに率いられた軍隊が、この後無双するわけね。

 怖い怖い。


 俺がため息をつくと、景色が変わった。

 どうやらそこは最高意思決定会議クリルタイが開かれた場らしい。

 怖そうな面子が、怖そうな雰囲気で椅子に座っている。


 テムジンが真剣な表情で言う。


「皆、俺は空気が読めない。女にモテない。不細工で陰キャで……もはや女を口説くのは諦めた」


 ざわざわとする面々。


 ……就任式とか政治の会でこういうことを言うのは、この男くらいなんだろうか?


「だが俺は戦場の流れを誰よりも読め、狩猟をすることならば熊や狼、敵軍だろうが出来る。俺は世界中の女を強○して、世界中から略奪する」


 迷惑な話だよ。

 農耕民族にとってはな。


「俺に協力してくれたら、お前らに世界一のおこぼれを渡してやる! 俺と歯向かうより、俺の部下になって言うこと聞く方が良い女とやれるし、良い物食えるし、良い服だって着れる!」


 自信満々にテムジンは言い放ち、面々は納得したようだった。


「これより我らは、モンゴル軍になる! モンゴルの部族はバラバラではない! 我らは世界を敵とする! その代わり、我らは一つ! 運命共同体よ! 俺はモンゴル軍を作る! モンゴル軍とは何か? 世界一の強〇サークルさ!」


 一部のモンゴル人は苦笑しているが、半分くらいは笑顔だった。


 凄い話だ。

 俺がため息をつくと、奴の声がした。


〖ロードロード、お前に見せたいのはこの後だ〗

 スマホではチンギスハンとソロモン王が使ってる〖〗が使えなくて困る。


 ちなみに念の為言っておくとハッピーは司〇〇太郎先生のこと嫌いじゃ無いです。

 ハッピーが一番好きな創作者が言ったとされる言葉に「善悪なんてのは必死に生きた結果。今の日本人は必死に生きようとせず、善人にも悪人にもなれてない」って言葉があります。

 本気で何かを作ろうと思って書いたり描いたり行動したりすると、ミスすると思うんです。

 今、誤字修正を久しぶりにやってるのですが、ナザレのイエスが生まれたのを紀元前五年と表記したいのに紀元前5世紀と誤表記してて悲しくなりました。この誤字は許されない、申し訳ないです。

 この小説を書き始めて、ハッピーは大昔に聖書の写経をミスった修道士達に優しい心を向けることが初めてできるようになりました。

 大急ぎで作業すると、ミスって起こってしまうなぁ、と。

 聖書は写経やられ過ぎて原典とされるものも書き間違いが沢山あるらしいんです。

 標高高めの寒い場所でガチガチに震えながら写経作業してたらしいので仕方ないんですけどね。

 それを今なら心の底から許せる……と毎日投稿の日々で思えました。


 あと海外の騎兵の運用に関してなんですが、日本人は多分あんまり触れないんでしょうね。

 昔、ハッピーは知識人みたいに扱われてる人に古代ギリシャの戦記物を書いて見てもらったことがあるんです、金を払った上でね。でも残念ながら、大した添削は知識人と言われた人からは得られませんでした。

 添削内容が明らかに知識の面で間違ってたんですよ。

 それはいつかやるネタなので、ここに書きませんが、日本は海外の戦に関心がろくにないか翻訳が進んで無かったんだろうな…と思います。

 ハッピーは物語を書いていつか収益化出来たら良いな……と思ったりするのですが、プロ化してる人は知識を教えてこようとするんですね。そしてその知識はハッピーが取材してたらハッピーのが詳しくなったりしてるわけですよ。

 にも関わらず、知識を誇って教えてきて、しかも添削内容が間違ってるというね(ため息)。

 で、ハッピーに必要なのは物語のテンプレを書く力だと思うんですが、テンプレを書けないなぁと苦しむ瞬間が多くあります。

 金を払っても、テンプレさえ教えず「本を読め」と言われるだけなら金払う価値あったのか? とか思うわけです。勿論、全てがそういう人では無い。だけど不満に思ってたわけです。


 そんな中、司〇〇太郎も似た様な間違いをしてるなら、相手は日本人だし許すか……どうせ日本の読者なんて脳死で歴史の情報を受け取るだろうからと思うことにします(ネット右翼の人達は違いますけどね。彼らも間違ったり恣意的な話をすることはありますけど)

 そう思えたきっかけが司〇〇太郎先生の「チンギスハン、ナポレオン、源義経」発言ですね。

 個人的には論外級の発言で、「ありえねー」ってレベルなんですよ。

 でもハッピーはfg○好きで、偶にハッピーが原典的なの読んでると「歴史的神話的におかしいとこある」って感じたりすることあっても、ライターの人達が書いた心のこもった文章読んだり綺麗なイラストや音楽で「良いな」と思ったりするわけです。

 多分、司〇〇太郎ファンも歴史知識以上に、司〇〇太郎の熱の入った文章が好きで読んでたんだろうと勝手に思ってます。あの人があれだけ人気作家になれたのは歴史知識以上に歴史に熱を持って文章を描いて、それが読者に届いたところにあるのだと思います。

 まぁ、ハッピーが今のところ彼の小説を読む予定は無いですけど、リスペクトに近い感情はあり、侮蔑の心は全く無いと言っておきます。

 

 ハッピーが金を払って見せたその添削者は本当に歴史小説を沢山読んでたと思うので、日本の歴史系小説はそういう要素に需要が無いのか、日本の執筆者達に世界史における騎兵運用の教養が無いのでしょう。

 (読んでるからと言って、ちゃんと理解してる補償はないけど)

 本音言えば、金を払うだけ払って売れないゴミを作るだけでした、というのはハッピーにはキツい。

 だけど教えるのが上手い人ってのに出会えるのは縁頼りにするしか無いんでしょうね。

 そして本を読んで得た知識を蓄えたり、考えたりしたところで活躍の場なんてのはハッピーには無い。


 でも、ハッピーがピカチュ○とするなら、「電気タイプの技覚えてえ。十万ボルトや雷やボルテッカーやエレキボールを覚えてえ」と思ってる奴なんですよね。

 なのに技マシン売ってる店に行って「王道ピカチュ○になりたい」って言ったら「これで毒状態直しな」と言われ「クラボの実(麻痺治すやつ)」の絵を渡されたような気持ちなんです。ちなみにこの時のハッピーは火傷状態とする。

 「違う、俺が習いたいのはテンプレなんだピカ……最強技ボルテッカー教えられなくていいからせめて十万ボルトと雷教えて欲しいピカ……」そう思うわけです。


 いつか綺麗なテンプレ、書けるようになりたいものです。


 ちなみにハッピーが一番好きな歴史小説はぶっち切りで幼〇戦記ですね。


 もし『面白い!』とか『続きが気になる!』とか『道の活躍をもっと見て見たい!』と思ってくれたなら、ブクマや★★★★★評価をしてくれると幸いです。


 ★一つでも五つでも、感じたままに評価してくれて大丈夫です。


 下にある『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』のところに★があります。


 何卒、よろしくお願いします。

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