30食目 目玉焼き (注文の多い料理店)
サニーサイドアップ、オーバーイージー(サニーサイドダウン)、オーバーミディアム、ターンオーバー、オーバーハード、ベースドエッグ
目玉焼きはどの焼き方が好きですか?
異世界(に行ったつもり)で糖質制限ダイエット16話『目玉焼き』より
本編ではヒマワリの種がまわりについたパンでハムチーズトーストでしたが、これは雑穀パン。
どんなパンかわかりやすいようにハムチーズのせなかった。
ツナサラダはブラックオリーブ入りで、薫り高く( *´艸`)
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今日は本のお話しを。
宮沢賢治の『注文の多い料理店』を知らない人はあまりないと思う。
国語の教科書に載るくらいだから。
でも、『すきとおったほんとうのたべもの』のことを知っている人はどれだけいるだろうか。
『すきとおったほんとうのたべもの』は、『注文の多い料理店』の序章に出てくる。
はじまりはこう。
″わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、ももいろのうつくしい朝の日光をのむことができます
またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗らしゃや、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。
これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹にじや月あかりからもらってきたのです″
(中略)
そして、彼はこう締めます。
″けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾いくきれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません″
宮沢賢治の童話は『青空文庫』で読むことが出来ます。
是非、全文をごらんになってみてください。
ワタクシの書く物語りも、欠片ほどでも あなたの心の栄養になるといいな。




