17食目 煮込みハンバーグ
みんな大好きハンバーグ。
物語の中では朝食のコンソメスープの残りにトマトを加えてイシルさんが煮込みハンバーグを作ります。
異世界(に行ったつもり)で糖質制限ダイエット
13話『優しさに包まれて』
14話『煮込みハンバーグ』より
何度か火入れしてるうちに煮詰まったトマトソースは、焼かないで入れたハンバーグが崩れて、たまらなく美味しいミートソースになるのです。
パスタが少し茶色いのは全粒粉の麺だからです。
糖質は全粒粉のほうが多少低い程度ですが、全粒粉パスタは普通のパスタよりもGI値が低いですからね♪
◇◆◇
ラブレターって、書いたことありますか?
ワタクシが初めて書いたのは小学4年生の頃でした。
相手は身長は低いけどお勉強の出来る男の子。
ワタクシは昔からマンガが好きで、夢見る夢子ちゃんでしたから、夜中に書き上げて次の日に学校に持って行ったんです。
さて、問題はどうやって相手に渡すかです。
小学4年生の夢子ちゃんの持ちうる知識は、全てマンガから得たものでしたので、セオリー通り、下駄箱に入れました。
因みに、ワタクシの通っていた小学校の下駄箱には、少女マンガで見るような扉なんかついていません。
朝一番で入れたものですから、丸見えです。
当然、全員の知るところとなり、男子の格好の餌食となってしまいました。
教室で、読み上げられたんですね。
いや~、死ぬ程恥ずかしかったですよ~
取り返して破り捨てました。
しかし、夢子ちゃんはこれでは終わりませんでした。
もう一度、チャレンジです。
またもや夜中にラブレターを書き上げて、今度はお昼休みに人目を忍んで相手の机の中に突っ込みました。
これなら他の人にみられることはあるまい!
そして、昼休みが終わり、掃除の時間。
掃除は机を異動して半分ずつ床を雑巾がけするのですが――
″ヒラリ″
どうやら夢子ちゃんの突っ込みが浅かったようで、机を持ち上げた時に、ピンクのお手紙がこんにちは。
またもやワタクシの書いたラブレターは教室で朗読となったのです。
穴があったら入りたい……
でも、前回よりキズが浅かった(笑)
顔から火が吹く程度でおさまりました(←開き直り)
このお手紙はそのまま焼却炉に(←掃除の時間でしたから)
どうしても相手に渡したい夢子ちゃん、今度こそはと、直接相手のランドセルの中にぶっこみました。
やっと、ラブレターを持って帰ってもらえたんです!
ようやく達成!!
返事が欲しいとか、この後どうしたいとかのビジョンはまったくなかったんですが、伝えたかったんですね~
相手が冷やかされて恥ずかしかろう、とかはまったく頭にありませんでした。
ごめんなさいm(_ _)m
この話はここで終わりではありません。
三度目の正直を果たしたワタクシに、数日後、母からこんなお言葉が。
「あんた、ラブレター出したんだって?」
えっ!?何で知ってんの!!?
「○○くん(←ラブレターだした相手)のお母さんが『夢子ちゃんがうちの○○にラブレターくれた』って」
んがっ!?
「バカだね~」
ぐふっ!!
みんなの前で読まれても、
またかよと呆れられてもくじけなかった夢子ちゃん。
身内に知られるのが、一番恥ずかしかったです。
ぐわあ、、いっそ殺してくれ!!!
皆様、ワタクシのおバカ加減を大いに笑ってくださいまし!!
報われる気がしますから(笑)
中学に入ると、近隣三つの小学校から子供が集まる。
2クラスしかいなかった同級生が5クラスになりました。
そして、中1の時に、小4のワタクシがやったことと同じ事をした女の子がいた。
ワタクシと同じように皆の前で ラブレターを読まれたのだ。
彼女は机に突っ伏して泣いていましたよ。
幼心に思いましたさ。
失敗は若いうちにしておいた方がいい、と。




