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二話 お山の上で

これから、投稿が遅れます。理由としては、受験があるんで、受験勉強の方をするからです。


 そして、三十分後。

「・・・おき・・・さい・・・起きて・・・い・・・起きてください」

 なんか起こされた。あ、俺が頼んだのか。

「あぁ、着いたのか」

 周りを見渡すと、そこは、廃墟とおぼしき場所だった。窓ガラスは割れ、椅子は折れている。さらに机はどうしたらそうなるのかわからないくらいに折られている。

 何故机だとわかったかって?看板みたいなのが置いているんだもん!仕方ないね。

「はい、最初のスタートはここからとなります。一人一人違う場所に居ますので、ご安心を、一斉にどこかにあるラジオみたいなもので放送があるので、そこでルールを確認してください」

「あぁ、わかった。んで、お前はどこに行くんだ」

 この場からどこかへ行こうとしている黒服の男。どこに行こうと言うのだろうか。

「私は、指示された場所に向かうだけです」

 そうこう話しているうちに、謎のラジオの砂嵐の音が聞こえだした。

『あ、あー、てすてーす。聞こえているかな?聞こえているね?聞こえていると信じよう』

 なんだこいつ。

『私は、このゲームの主催者だ。そのまえにルールの訂正がある。ペイント弾で殺ると言ったな?あれは嘘だ☆。まぁ、殺し合いと言うわけだな。さぁ、君達の足元にあるリュックサックの中身があるだろ?』

 確かに、あるな。今気付いたぞ。

『その中身を確認してくれ。必要最低限のものを入れていると思う。食料、衣類、武器、水分等々今回必要な物が入っていたかい?』

 そう言われ、中身を確認する。が、

「質問いいか?」

『ん?何かな?^^』

 こいつ、わざとにやったな。俺のリュックの中身全部抜いたの。

「なんでもねぇよ」

『そうかい?じゃあ、バトロワ始めるねー。これより、バトルロワイヤルの開始を宣言します!各自開始!』

 という合図がラジオからなり、俺はリュックの中から、一つしかなかった地図を取りだし、自分の位置を確認する。

 できれば、拠点を早々に見つけねぇと、ぶっ殺されちまう。

 この近くの山が良いな。

「よし、そうと決まれば、そこに行くか」

 そうして、地図で場所を確認しつつ、近くの山まで来た。

「おぉ、思ってたより良い場所じゃねぇか」

 そこは、ちょっとした洞穴で、近く山から、清んだ水が流れている。ここを選んで正解だったな。

「さてと、拠点は確保したし、後は、木と石、木の実、葉っぱを採って来ればいいか」

 そうぼやき、山に登る。

 山は、少し登ると、開けた場所に出た。

 そこには、たくさんの木の実、木、石がある。ちょうどいい程度に葉っぱもあるし、ちょうどいい場所だな。

 そんなことを考えていると、後ろから、爆発音が響いた。

「物騒な世界だなぁ。さっさと採取して戻るか」

 そうして、木やら石やら必要な物をリュックに詰め込んでいると、後ろから気配がする。

「誰だ?」

「あら、気付いたの。誰だと聞く前に、貴方から名乗りなさいよ」

 はいお約束展開来ましたー。俺は、即座に思い付いた偽名を言う。

「京介だ」

「嘘はよしなさい。さもないと、打つわよ?」

 打つ?こいつ銃を使うのか。俺は、振り返らずに、本当のことを言う。

「はいはい、宏海ひろみですよー。はぁ、あまり本名は避けたかったなぁ。で、お前は誰だよ」

「それ、本当?」

「本当だ。んで、お前は?」

「私は、恵梨。で、貴方はここで何をしているのかしら?」

「生活に必要最低限のものを採取してる」

「・・・は?何いってるの?リュックの中には言ってなかったの?」

「あぁ、地図一枚しかない。殺るなら今だぞ」

 と、言うと、銃を下ろしてくれたのか、カチャッと言う音が聞こえた。

「殺さないわ。武器を持ってない奴と殺り合っても、私が勝つだけだもの」

 それもそうか。「そうか、よかった。それは信じてくれるんだね?」

「えぇ、貴方の声のトーンと声音でわかったわ。本当だという事」

 正直、信じてくれないと思ったよ。

 そして、俺は振り返る。そこには、黒髪の女の子が立っていた。くっきりとした目。綺麗に整った顔。どこか大人びているが、見た目で女子小学生だよな?

「?どうしたのよ、まじまじと見て?」

「いや、なんでもない。そうだ、俺ら、チーム組もうぜ。俺、武器持ってねぇから闘えないんだわ。そこで考えました。俺が武器を調達するまで、俺のリュックの食料と、俺が見つけた拠点を出す変わりに、君をチームにスカウトする。どう?」

 という、俺の雑魚交渉術をして見たり。

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