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【498】 秋うらら
そよぐ風に身を任せ
駆け抜ける秋の小径
枝と離れた葉の行く先は
誰にも予測できぬもの
風のいたずら前髪を揺らす
キミのはにかむその姿に
思わず零れた笑み
頬を膨らませて抗議する
そんなところも愛おしく
晴れ晴れと
降りそそぐ輝きさえも
清々しい
空の高さに目を細め
思いっきり息を吸い込み
閉じた目を開け吐き出すと
いつもよりたくさん
酸素を補給できた気分
穏やかに和やかに
過ごすひととき手を繋ぎ
のんびりと歩きながら
気持ちいいねと秋うらら
秋うらら――秋のよく晴れて澄んだ空気と穏やかな日差しが心地良い様子。
お読み下さりありがとうございました。




