【401】 恋の準備体操
『詩集 (うたあつめ)』400作品記念作品第二弾です。
洒落っ気と遊び心を入れてみました。
会いたいという言葉は
心の奥に仕舞い込めても
好きだという気持ちは
収まりきれない
先を急がずゆっくりと
気持ちを育んでいく
そしていつかはこの気持ち
伝えたいと思ってた
日を追うごとに高まる気持ち
キミを想うごとに高鳴る鼓動
芽を出すという丑年だといっても
そんなにのんびりしていられない
イースト菌を発酵させるように
この恋も熟成させたい
そろそろ
そろそろ
言ってもいいかな
キミは応えてくれるだろうか
そんなことを思いながら
ひとり緊張してみたり
顔を見るだけで
声を聞くだけで
幸せだった片想いの日々
だけどもうそろそろ
想いが溢れ両想いの
スタートラインに立ちたい
だから
この恋の準備体操
おわり
お読み下さりありがとうございました。
お題は12個いただいていましたので、その中から1つの案を選んで詩を認めて、
この400作品目に投稿しようと思っていましたが、どれもユニークでひとつに選べない。
ということで、いただいた全ての案を作品に反映しようと思いました。
しかし流石に一つの作品の中に全てを詰め込むということは、矛盾に繋がるし、
作品として成り立たないのではないかと考え、いただいた案を少しずつ色んなところに
ちりばめた感じで4つの作品に分けて投稿します。
どなたからのお題をどの作品で描いたのか、また詩の解説など、
400~403作品目までそれぞれの作品投稿以降の活動報告にて取り上げていますので、
ご興味のある方は、ぜひのぞいてみて下さいね。
今後ともよろしくお願いします!