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【363】 索漠(さくばく)
ほんの少しのすれ違いが
この世の終わりに感じる
こころを気持ちを
言葉にできないもどかしさ
見上げれば今日もいつもと
同じ月が空を飾ってる
いつの日かふたりで見上げた
あの月とどう違うのか
寂しさにこころを
見失いそうになっていること
きっと気づいてはいるけど
お互いの気持ちがいつの間にか
語られることがなくなって
信じているけど
信じていたけれど
今もお互い変わらぬのか
聞いてみたい気もするけれど
答えが怖い気もする
いつまでも先送りにしている
すれ違いを選んでいるのか
今日もまた空に浮かぶ
黄色い丸を見つめて
想い出に耽る時間は
温かく優しく切なく哀しい
この363作品目『索漠』で【詩集 (うたあつめ)】全体の文字数が
88888文字となりました♪
ぞろ目ってなんかラッキーな気がしません?
しかもブクマが88件なんです。
そして8月!
末広がり!
いいことあるといいなぁ。
お読み下さりありがとうございました。