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【250】 虹をみつけて
雨がきらいだなんて
誰が言ったの
澄んだ空が好きだと
誰かが呟いた
だけど気づいて
大雨のあとにも
希望の光がさすと
虹を掴んでみたいと
誰が言ったの
近づけば遠ざかると
思い知るのに
だけど眺める空には
あんなに大きな弧を描き
おいでおいでと
呼んでいるよう
明日への希望は絶望のその先に
顔を上げて進んでいれば
七色に輝く虹をみつけられる
下を向いてちゃ気づけない
胸を張った分だけ少しだけ
希望の彩りが味方するから
雨が降らないと虹はでない
そう思うと雨もまんざら
悪くないな
ねえ
雨がきらいだなんて
誰が言ったの
雨が降らないと虹はでない。
どんなに大雨が降ろうとも、
いつかは必ず晴れ渡るもの。
そして彼方には虹がかかる。
【希望の架け橋】
みつけられるかどうかは……あなた次第。
お読み下さりありがとうございました。