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【19】 残暑
「今年の夏は短かったね」なんて言ってたのに、昨日、今日と暑さが厳しかったので、残暑をテーマに書いてみました。
あの夏の日の太陽
ギラギラと照りつけて
私の心を溶かしていった
「ひと夏の恋」
そう呼ぶのに相応しい
激しい恋だった
梅雨明けとともに
風のように現れて
そして通り過ぎていった
あなたはあの夏の日の太陽
眩しすぎて直視できない
それほどにも
輝いて見えた
ひと夏の思い出
季節はもう秋に移り変わろうとしているのに
通り過ぎたあなたは
日焼けのあとを残すように
心の中に
思い出だけを残していった
季節はもう
秋に移り変わろうとしているのに
残暑はいつまでも続く
もう秋だと思っていたのに、また暑くなりましたね。一度涼しくなってからの夏日は、余計暑く感じます。