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【13】 やすらぎの季節
いつものようにいつもの場所で
あなたが来るのを待っている
約束の時間より 少し早めに着いて
こうしているのが好き
瑠璃色の風が通り抜けてゆく公園
虹色の噴水の前に ひとり座ってる
風の囁き聞きながら あなたのことを想い
青空を背に やすらぎの季節
あなたがあの青空ならば
私は漂う白い雲
瑠璃色の風の群れに流されるように
さりげなく溶け合ってる
どこまで行っても離れることなく ふたり
いつまでもきらめきながら 時を共にして
風の囁き聞きながら あなたのことを想い
青空を背に やすらぎの季節