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幼馴染冒険者パーティを追放されたら、勇者パーティに拾われちゃった  作者: 藤なごみ


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第三百四十八話 ナンシーさんのドタバタ引っ越し劇

 無事にサマンサお姉ちゃんの結婚式も終わり、僕たちは王都に戻って通常活動をしています。

 勇者パーティとして活動しつつ、奉仕活動にも積極的に参加します。

 因みに、サマンサお姉ちゃんの結婚式で暴れた例の三家の女性は、反逆罪もあるのでかなり厳しく取り調べを受けているそうです。

 賠償金が支払われる見込みもないので、相当厳しい処分になりそうです。

 そんな中、今日は冒険者活動はお休みでオラクル公爵家であることをしていました。


 ドタバタ、ドタバタ。


「何でこんなに色々と取ってあるのよ。出来るだけ処分するわよ」

「はい……」


 普段は王城にいるはずのナンシーさんが、レガリアさんに指示されながら涙目で部屋の片付けをしていました。

 実はブレアさんとナンシーさんは新しい屋敷への引っ越しを始めたのだけど、それに伴いオラクル公爵家からも荷物を持っていきます。

 何だけど、部屋の中の荷物整理を全然してなくて、レガリアさんが怒っちゃいました。

 そこで、レガリアさん監視下で荷物整理をしています。


「あの、僕もお手伝い……」

「ふふ、これはナンシーがやらないといけないことなのよ。これでも、かなりの量を片付けたはずなのよね」


 僕たちはレガリアさんのとても良い笑顔に何もできず、涙目のナンシーさんを置いて部屋から出ました。

 予定では、今日一日あれば荷物整理が終わるはずです。

 その代わりに、新しい屋敷に荷物を持っていくお手伝いをします。


「よっと。ドラちゃん、準備できたよ」

「ギュー」


 僕は確認が済んだ荷物をアイテムボックスに入れて、大きくなったドラちゃんに乗り込みます。

 そして、ご近所にある新しい屋敷に向かいます。


「到着っと、今度はスラちゃんがオラクル公爵家に行くんだね」


 新しい屋敷の庭に到着すると、一足先に到着していたスラちゃんたちが出迎えてくれました。

 スラちゃんは、小さくなったドラちゃんに乗って再びオラクル公爵家に向かいます。

 でも、ナンシーさんがあの調子だと次の荷物がまとまるのはもう少し時間がかかりそうです。


「「「「わーい!」」」」

「「アンアン!」


 そんな新しい屋敷の庭では、遊びに来ていたアーサーちゃん、エドガーちゃん、セードルフちゃん、ルルちゃんがクロちゃんとギンちゃんと共に楽しく遊んでいました。

 どうやら王妃様は、荷物を搬入しているブレアさんのところにいるみたいですね。

 ちびっ子たちのところには複数の使用人もいるし、スライムもいるから何かあっても大丈夫ですね。

 ということで、僕は屋敷の中に入りました。


 ガチャ。


「王妃様、ブレアさん、荷物を持って……」

「ブレア、この荷物はどうなっているの?」


 玄関ホールに入った瞬間、王妃様の鋭い声がホールに響いていました。

 どうやら、今は引っ越しの荷運びの指示を出しているみたいですね。

 ちょっとピリピリしているのか、王妃様は少し強めの口調で指示を出します。


「王妃様、オラクル公爵家の荷物を持ってきました」

「あら、ナオありがとうね。とりあえず、二階の部屋に運んで頂戴」


 王妃様の指示を受け、僕は使用人と共に二階に向かいました。

 向かったところは大きな寝室で、ここがブレアさんとナンシーさんの寝室になりそうです。


「じゃあ、他の荷物の近くに出しますね」

「お願いいたします」


 僕は使用人に確認してもらった場所でアイテムボックスに収納した荷物を取り出しました。

 ふう、先ずは最初のお仕事完了ですね。


「キュー」

「あっ、スラちゃんとドラちゃんも来たんだね。荷物はここだって」

「キュッ」


 程なくして、オラクル公爵家に荷物を取りに行っていたスラちゃんとドラちゃんも寝室に姿を現しました。

 次の荷物はもう少し待ってとレガリアさんが言っていたそうで、僕たちは玄関ホールに行って王妃様のところに向かいました。

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