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幼馴染冒険者パーティを追放されたら、勇者パーティに拾われちゃった  作者: 藤なごみ


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第三百三十六話 オラクル公爵家に立ち寄ります

 僕、エミリーさん、シャーロットさんは、王家の馬車に乗り込んで王城からオラクル公爵家に向かいました。

 直ぐにオラクル公爵家に到着し、玄関に入ります。


「「おかえりー!」」

「キュー!」


 セードルフちゃんとルルちゃんが、ドラちゃんたちと一緒に僕たちを出迎えてくれました。

 レガリアさん、ガイルさん、イザベルさんは応接室で僕たちを待っているそうです。


「「はやくー!」」


 待ち切れないちびっこ二人に手を引かれて、僕たちは応接室に入りました。

 そして、謁見で決まったことをみんなに報告します。


「えっと、謁見で伯爵に陞爵しました。そして、エミリーさんとの婚約も発表されました。新しい屋敷も下賜されるみたいです」

「ナオ君、おめでとう。これで、ようやく全てが発表されたね」

「ナオ君は、今までずっと頑張ってきたもんね。頑張りに報いる結果だわ」

「「わーい!」」


 レガリアさん、イザベルさん、そしてセードルフちゃんとルルちゃんも僕たちの事を祝福してくれました。

 ドラちゃんたちも、よかったねと僕たちに言ってくれていました。

 すると、セードルフちゃんがイザベルさんにあることを質問してきました。


「ねーねー、ナオにーにはずっとここにいるの?」

「ナオ君に新しい屋敷が与えられるから、ナンシーみたいにそちらに移ることになるわ」

「「えー!」」


 あっ、そうか。

 僕は、そのうちにオラクル公爵家から新しい屋敷に住むんだよね。

 しかも、今年中に引っ越しをするんだ。

 セードルフちゃんとルルちゃんは、ナンシーさんに続いて僕も引っ越しをするから、不満になるのは仕方ないね。


「ふふ、いつでも遊びに来ていいのよ。と言っても、私も結婚式を挙げるまでは一緒には住めないけどね」

「「うん……」」


 エミリーさんがニコリと微笑みながら話しかけても、二人はまだしょぼーんとしたままだった。

 まだ小さいのもあって、理解が追いついていないみたいですね。


「ドラちゃんたちも、オラクル公爵家に遊びに来るって言っているよ。それに今すぐじゃないから大丈夫だよ」

「「……はーい」」


 僕も一生懸命に説明をして、何とか二人に納得してもらいました。

 そして、この後のことを説明します。


「この後、エミリーさんとシャーロットさんと一緒に僕の実家に行って決まったことを説明してきます」

「なら、私も同行した方がよさそうね。ナオ君のご家族には色々とお世話になったし」


 ということで、レガリアさんも一緒に同行してくれることになりました。

 クロちゃんたちは、オラクル公爵家に残ってセードルフちゃんとルルちゃんの様子を見てくれるそうです。

 二人とも、僕が実家に帰ってくるまでに機嫌を直してくれればいいですね。

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