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幼馴染冒険者パーティを追放されたら、勇者パーティに拾われちゃった  作者: 藤なごみ


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第二百二十一話 法衣男爵襲名披露パーティーの日になりました

 その後は、僕が襲撃されたという話は段々と沈静化していきました。

 事件の経緯も色々と広まることになり、犯人は「白銀の竜使い」様に喧嘩を売った愚かなものだとという評価になりました。

 更に、強制労働の刑期満了直後に僕への事件を起こしたので、その辺も含めてあの三人はかなり重い刑罰になるそうです。

 そういう判決のところは、軍などにお任せします。


 そんな中、僕の法衣男爵襲名披露パーティーの日がやってきました。

 パーティー自体は夕方からなんだけど、お昼くらいから関係者が集まってきました。


「本日は、お招き頂いて本当にありがとうございます」

「「「ありがとうございます」」」


 僕の実家からもお母さん、サマンサお姉ちゃん、カエラ、キースの四人がドラちゃんに乗ってやってきました。

 お父さんはドラちゃんに乗るのがまだまだ怖いので、今回もお家でお留守番だそうです。

 お母さんたちは、玄関で出迎えてくれたレガリアさんににこやかに挨拶をしています。

 ちなみに、スラちゃんは僕と一緒にいるけどクロちゃん、ギンちゃんはイザベルさんとルルちゃんのところに行っています。

 そんな中、お母さんはあることをレガリアさんに質問しました。


「あの、本当に私たちが費用を出さなくて宜しいのですか。ナオの男爵襲名披露なので、私たちがお金を出すのが筋だと思いますが……」


 そうです、今回のパーティーの費用は何故かオラクル公爵家が出すと言っていました。

 僕も最近はかなりのお金が溜まっているので、僕のパーティーなのだからお金を出すべきだと思っていました。

 しかし、レガリアさんだけでなく、ここにはいないランディさんもオラクル公爵家が出して問題ないと言っています。


「貴族的な考え方になりますけど、今日のパーティーは巷で話題のナオ君の貴族としての後見人を我がオラクル公爵家が務めるということを多くの貴族に示す機会になります。ナオ君は周囲に対する影響力も大きいですので、その我が家にもたらす効果も計り知れないのです」


 つまり、ここで僕のためのパーティーを開くことで、長期的に見ればオラクル公爵家のためになると言っていました。

 うーん、貴族の世界って本当に難しいですね。

 レガリアさんに言われて、お母さんもようやく納得したみたいです。

 そして、お母さんたちはパーティー用の服に着替えるために、ドラちゃんと一緒に僕の部屋に向かいました。


「レガリアさん、本当に色々ありがとうございます」

「いいのよ。ナオ君も大きくなったらこういうパーティーを開くことがあると思うけど、その時には頑張らないといけないわね」


 僕もレガリアさんにお礼を言ったけど、僕もそう遠くないうちに貴族としてのパーティーを開かないといけないんだって。

 屋敷を下賜されることは決定済みなので、屋敷お披露目パーティーが僕の貴族としての最初のパーティーになるそうです。

 そんなことを思いながら、僕はレガリアさんと一緒に来賓のお出迎えをしていました。

 ちなみに、招待客はオラクル公爵家が普通のパーティーで招待する人たちらしく、人柄も問題ない人たちだそうです。

 すると、使用人がレガリアさんに話しかけてきました。


「奥様、会場のご準備が出来ました。お料理の方も、順調に出来ております」

「そう、ありがとう。じゃあ、この後も滞りなく準備をお願いね」

「畏まりました」


 いい感じに準備が出来ているみたいで、レガリアさんも僕もホッと一安心です。

 そして、レガリアさんは別の対応をするために使用人とともに玄関を離れました。

 レガリアさんの代わりにやってきたのが、お昼寝から起きて元気いっぱいなセードルフちゃんとリーフちゃんです。


「いっしょに、おでむかえするー!」


 セードルフちゃんは、頭に乗っているリーフちゃんと一緒に元気よく手を上げていました。

 ベテランの使用人も側に控えているので、来客があったとしても対応は万全です。

 ということで、改めて来客のお出迎えを再開します。

 夕方になるとたくさんの来賓がくるそうなので、セードルフちゃんは一時間くらいのお出迎えですね。

 そんな中、一台の豪華な馬車がオラクル公爵家に入ってきました。

 うん、あの馬車は何回も見たことがあります。

 馬車は、玄関の前にいる僕とセードルフちゃんの前に停まりました。


 ガチャ。


「エミリーさん、いらっしゃいませ」

「いらっしゃーい!」

「あら、ナオ自らお出迎えなのね。セードルフちゃんも、こんにちは」


 馬車の中から、綺麗なドレスで着飾ったエミリーさんが降りてきました。

 シアちゃんもエミリーさんの肩にちょこんと乗っていて、一緒に降りてきました。

 どうやら、他の王族の方々はこれからやってくるみたいですね。


「ちょうど、先ほど僕の家族も実家からやってきたところなんです。今は、僕の部屋で着替えをしています」

「そうなのね。では、挨拶をしてこないといけないわ。じゃあ、後ほどね」


 エミリーさんはそういうと、お付きの使用人とともに屋敷の中に入って行きました。

 エミリーさんと僕の家族はとっても仲良しだから、きっと色々な話をしそうだね。

 ではでは、僕とセードルフちゃんは引き続き来賓のお迎えを頑張りましょう。

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