表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

肺炎は本当に辛いです

作者: nakagawa

 昨今コロナウィルスが流行しています。

自宅待機の方、テレワークの方、家族が罹患した方、インフラその他のために無理を押して出勤なさってくださる方、特に感謝しかない医療職の方々。

皆さんお疲れさまです。


 私は喘息持ちの高血圧症です。

まだ喘息でも高血圧でもなかった30代の頃、肺炎にかかりました。


 最初に高熱が出て、それから咳が止まらなくなり、病院に駆け込んだのですが、金曜の昼前だったのですが、主治医が学会とやらに行ってしまった後で、パートの医師が代わりに見てくださいました。


 普段から病院通いをしていましたので、今回は普通じゃないから入院させろと迫り、当時の看護婦長がたまたま個室が開いているからと言って入院を勧めてくれました。

元々腎臓疾患を抱えていたので、いつでも入院していいという主治医からのお墨付きがあったのも大きいです。

PCR検査というものは有りませんでしたが、それでも検体を取り検査機関に回されました。

金曜午後に入院をしましたが、とにかく咳がすごい。

食事もとれないし、うとうとすると咳で目が覚める。

寝ているような寝ていないような状態でした。



思うに体の中の肺という部分は、他に替えのきかない臓器なのでしょう。

もちろん他の臓器もそうですが、呼吸という生きるか死ぬかの部分を一手に引き受けているのです。


炎症を起こしている肺が、異物を体外に出そうとして咳が出ると言うことを聞いたことがあります。

咳で吐き出すばかりで、酸素が入って来る暇がないんです。


辛いなんてもんじゃない。低酸素で意識が遠のきそうになるたびに、ナースコールを押していたら、あの酸素吸入器を付けられました。

多少はましになりましたが、それでもまだ息苦しい。

高熱を発し、息も絶え絶えの状態で咳ばかりが出る。


咳をするたびに体を丸めるので、点滴の針が動く。


とうとう足の甲から点滴を刺すことになったのですが、あれは痛い。マジ痛かった。



土曜日曜と食事もとれずそんな感じで過ごして、家族には移るからと言って面会も止めて貰って過ごしました。


ようやく月曜午後になって、検査機関から肺炎球菌による肺炎と連絡が来ました。

そこで、今までの症状を緩和する薬でなく、肺炎に効く薬を点滴から入れて貰ったのですが、見る見る間に緩和されていく咳。

特効薬があってもこの有様です。

その後二週間入院しました。

体力のある若い時期でも、このくらい悪化します。

これが体力のない高齢者だったら?

既往症がある高齢者だったら、もっと早く悪くなることだと思います。



 今流行っているコロナウィルスにはまだ特効薬がありません。


感染しないことが一番です。


 人ごみに出ない。

外に出るときはマスクとメガネを着用する。

家に帰ってきたらまず玄関で、手を消毒する。


トキオの城島リーダーが先日テレビで、除菌効果のある台所用食器洗剤を5~10CCを水1Lに溶かして除菌剤として使えるそうです。

これをスプレーボトルに入れて玄関に置いておきます。

家に帰ってきたら、これをとりあえず自分の手にシュッシュ。

それから、服を脱いで、手を洗い顔を洗う。それからうがいなどをすることが感染予防の第一です。


 お仕事が無くなり、お金に困っている方もいらっしゃることでしょう。

家族がどうしても仕事が休めず、心配なさっている方もいらっしゃることでしょう。


まずは命あってのことです。政府が今給付金ということを発表していますが、お仕事が無くなり生活に困っているならお住いの地区の区役所なり、福祉事務所なりに相談してください。

私は都知事への相談窓口という場所にメールしました。

折り返し電話がかかってきて、対応する場所を教えてもらいました。


 どうか皆さん、生き延びてください。

そしてこれからも私の拙い話を読んでいただけることを願います。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  わたしも小さい頃に肺炎になりました。  一週間、ほとんど記憶がありません。母が一生懸命看病してくれて、せなかをさすってくれたりしてくれたなとか、そういう記憶がうっすらあるくらいです。後はた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ