とある親子の転機
主人公少年編始まります!
恐らく4話くらいまでは説明回になってしまうかと…
ちなみに略し方は「ガムシ」です^^
カール大陸の西側に位置するクルスタス王国、その中でも南東に位置する人口わずか100人程度の小さな村にその少年は生まれた。武闘家で村の警備隊長父アパサスと農業を営む母フィロイの間に生まれた黒髪の子はハイドラと名付けられた。
未だ世界最強の武闘家を目指す夢見がちな父親は一旦自分の夢をお預けし、我が子を世界最強の武闘家に育てるべく齢4つの幼少時からハイドラに修行をつけていた。
そして修行が始まって3年、親子の修行に転機が訪れる。
「おやじ!なんか指から赤い煙みたいなの出た!なんじゃこりゃ!」
「おお!流石は俺の息子といったところか… 修行を初めてたった3年で纏気の入り口に立つなんて。」
今も人差し指から出続ける赤いもやのようなものに興奮するハイドラ7歳児と、子供の成長を喜ぶように目をつぶりしきりに頷く父アパサス35歳児。
自分の問いかけに答えてくれない父に痺れを切らしハイドラは声を荒げる。
「いやうんうん言ってないでとっとと助けてよ!」
「おお忘れていた。すまんな。」
ハッハッハと声をあげながら笑うアパサスはもやの正体についての説明を始める。
「それの正体はいつも父さんがお前に見せている”纏気”の卵みたいなもんだな!」
「えぇ~!?でも父ちゃんのはもっとこう…なんかはっきりくっきりしてない?」
「そうだな。纏気を鍛えると父さんみたいにしっかりと拳や足にまとわせることができる。」
そういって握り拳に気を纏いながらハイドラを見て言葉を続ける。
「じゃあ俺も修行いっぱい頑張ればおやじみたいに岩砕けるようになる?」
「もちろんだ!岩どころか山だって砕けるようになるさ!…多分。」
「多分ってなんだよ!え~っとむす…むせ…そう無責任!」
「何を言ってるんだ。責任を取ったからハイドラが産まれたんじゃないか。」
「???」
アパサスの最低な返しの意味を少年が理解できるようになるにはあと10年近くの歳月が必要になるのだった。
あと3話ほど主人公のメインウエポンである纏気の説明になります。
一つの話は大体何文字程度が妥当なのか把握しかねております(汗)
この後もう一話アップします!




