人物紹介
長らく更新できていなかったので、登場人物紹介を話の前に入れさせていただきます。
《登場人物紹介》(ネタバレの可能性もあるので、ご注意ください)
ミチル・レイ・アルト・ディス・ラルナダルト…モブ系主人公。転生者。なんちゃって皇族から本物の皇族へ。女神マグダレナの愛し子。
声に出さずに思ってることを口パクしてしまう癖がある。
ルシアン・アルト・ディル・ラルナダルト…女神公認ヤンデレ。ミチルの夫。黒髪に琥珀色の瞳。ミチルを奪われない為ならば何でもする。
ロシュフォール・アルト・ディル・ラルナダルト…ルシアンとミチルの息子。ルシアンに似ているのか反応がかなり薄い。黒髪にホーリーグリーンの瞳。
リュリューシュ・アルト・ディス・ラルナダルト…ルシアンとミチルの娘。双子の妹。ルシアンの髪質を受け継いでふわふわしている。アッシュブロンドにホーリーグリーンの瞳。甘えん坊。ゼファスの養女になる事が決定している。
リオン・アルト…アルト家当主。ルシアンの父。ミチルに魔王呼びされているのを地味に気に入っている。カーライル王国の宰相辞任後は好き放題にゼファスの邪魔をしているが、何を計画しているのかは不明。
ラトリア・アルト…ルシアンの兄。民と共に生きる事に喜びを見い出している。ブラコンとシスコンを同時併発中。結婚し一児の父。妻が二人目の子供を身籠っているにも関わらず、第二のアルトを興すため、ゼナオリアへ行かねばならない。
ロシェル・イグナ・アルト…ラトリアの妻。第二子妊娠中。出産して落ち着いたら夫の元に渡航する予定。
オーガスタス・アルト…ラトリアとロシェルの息子。
エマ…ミチルの侍女。平民出身。
リジー(本名はエリザベス・ルフト)…ミチルの元侍女。ルフト家の分家。ラトリアに仕えることになる。ルフトの血が濃いものだけが触れることが可能とされる猛毒に触れることができる。その為、ルフトを名乗ることが許される。
セラ(セラフィナ・サーシス)…ミチルの執事。女性にしか見えない美貌を持つ。ミチルの姉ポジション。フィオニア離脱後、サーシス家嫡子に戻った。オリヴィエとの間に息子がいる。オリヴィエの夫。
フィオニア・サーシス…サーシス家次男。ルシアンに仕えていたが、アレクシアへの想いから己の中の均衡が取れなくなり、嫡子から外される。ギウスとの戦いにおいて狙われたアレクシアを守る為に心身を負傷し、意識不明の重体に。女神の奇跡により目覚めた。その際に力は喪失。
退位したアレクシアと婚姻を結び、イリダとオーリーの監視役をしていたが、アレクシアがゼナオリアに亡命しようとしたため、処罰を受ける。
ジェイデン・サーシス…フィオニアとアレクシアの子。サーシス家預かりになることが決まっている。
ロイエ・ルフト…ルシアンの執事。薬物好き。ツンツンキャラ。実は過保護。アウローラの夫。ルシアン至上主義。
クロエ・ステュアート…ミチル付き侍女。薬物好き。己の身体を使って実験しちゃう変態。人嫌い。ホラー好き。ロイエの妹。ステュアートと結婚した。ルフトの毒に耐性がなかった為、ルフトの名を失い、夫の姓を名乗ることになるが、あまり気にしていない。
レシャンテ・ルフト…ルシアンの祖父、リュミエル・アルトの執事。武術の達人。ミチルの茶飲み仲間。亡き主人にそっくりなルシアンを守る事を心に決めている。
ベネフィス・ルフト…ルフト家当主。リオンの執事。薬物では毒物に最も長けている。レシャンテ仕込みの武術の達人。ゼファスに悪魔と呼ばれている。
アビス・クリームヒルト…ミチルの執事から離れ、本来の持ち場である、ルシアンの元にいる。クリームヒルト家次男。暗殺専門。
デュー・クリームヒルト…リオンの影。アビスとダナンの父。暗殺のプロフェッショナル。
ダナン・クリームヒルト…ラトリアの影。アビスの兄。
ニヒト・レーゲンハイム…レーゲンハイム家前当主。ミチル脳内での呼び名はいぶし銀から取って銀さん。
ミチルの祖母イルレアナの婚約者だったが、イルレアナ失踪後、父の意志を継ぎ、ラルナダルト家再興を目指す。その間ずっとイルレアナを探していた。子や孫にもその意志を伝えていたが、心の何処かで諦めも混じり始めていた。そんな折、図らずもミチルがラルナダルトの血を引く事を知り、全てを投げ打ってでも仕える事を一族に命じる。
ダヴィドがレーゲンハイムを名実共に継いだ為、本来の主であるイルレアナの元にいる。
ダヴィド・レーゲンハイム…レーゲンハイム家当主。妹のアウローラ程腹黒くない。
口調などから軽んじられがちではあるが、それなりに勘所はあり、決して無能なのではない。お嫁さん募集中。
アウローラ・レーゲンハイム…見た目と違って大変強かな性格。おじいちゃん子。ミチルの護衛騎士。
ロイエの妻。ロイエとはウマが合う。
ソルレ・ディンブーラ…ミチルの祖父。脳筋。女皇となったイルレアナの皇配。
イルレアナ・フセ・ディンブーラ…ミチルの祖母。ディンブーラ皇国女皇。癖のある公家を上手く御す事が出来る程に強かである。
自身の手で育てた孫娘のミチルを可愛がっており、ラルナダルトの名 レイを幼い頃に授けた。
マグダレナの包括的支配を自身が死ぬまでに成し遂げることを決意している。
アレクシア・ディンブーラ…ディンブーラ皇国元女皇。イリダ戦における失敗の責任を負うという形でディンブーラ皇室籍から除籍。イリダとオーリーを監視する立場に就いたフィオニアの妻としてイリダにいた。フィオニアとの間に子をもうけたが、愚かな行いからその幸せを失う。ゼナオリア王アスランの妻となることが決まっている。
シンシア・ディンブーラ…皇女。ルシアンに懸想して色々やったものの、全て失敗に終わる。失脚して北の離宮に幽閉中。今は夢の住人。
セオドア・コウ・バフェット…バフェット公爵。リオンに嵌められた人。妻のリンデンを愛している。リンデンの望みを叶える為に色々暗躍していた。最近はリオンに揶揄われているような気がしてならない。
リンデン・バフェット・ディンブーラ…アレクシアの叔母。亡き兄の忘れ形見である姪のアレクシアを大切に思っているが、それが故にアレクシアが己の立ち位置を誤る原因ともなってしまう。
ミチルとは結構仲が良い。
ゼファス・ヤツフサ・ディンブーラ…マグダレナ教会の教皇兼ディンブーラ皇国の皇太子。ミチルを娘として大切にしている。ミチルが産んだ双子を可愛がっており、リュリューシュを養子に迎える事が確定している。
皇族に付ける影の管理は引き続きしている。甘いものが大好き。作中一の美貌の持ち主。年齢不詳。
シミオン・ギ・レミ・オットー…オットー家当主。皇国全体を見ている。リオンの友人。異母弟のゼファスを大切にしている。長男はリュリューシュの婚約者になる事が内定している。
ミルヒ…幼い頃にゼファスに拾われ、以来ずっとゼファスに付いていってる。少し天然。
エザスナ・レミ・オットー…オットー家長男。故人。
エヴァンズ公…エヴァンズ公爵家当主。娘のオリヴィエの破天荒さに日々頭を悩ませていたが、セラと婚姻を結び、子をもうけてくれた事に心底ほっとしている。実は剣技の達人で、若かりし頃のクーデンホーフ公に指南したらしいが、今はふくよかなおじさんにしか見えない。
クレッシェン公…アレクシアの祖父。孫娘のアレクシアには幸せになってもらいたいと思っており、彼女の意思を尊重している。
シドニア公…セオドア・コウ・バフェットの兄。饒舌な弟と違って寡黙。基本喋らない。
背も低めでがっしりとした体躯の持ち主で、ミチルは心の中でドワーフ扱いをしている。
クーデンホーフ公…実直。何故か口調が体言止め。武力で解決する事を好む傾向にあり、戦うなら参戦する、と口にする事多々。
若かりし頃はエヴァンズ公に剣術を指南してもらい、公家で最も武闘派と呼ばれている。
頭を使うのは、実はそんなに苦手じゃない。
クリス・トモ・エステルハージ…エステルハージ家当主。物事を白か黒かに判別したがる。メガネを指で押し上げる癖がある。
ハル…皇宮図書館司書。女子。"名"を持つ皇族のアンクに魔力増幅石を埋め込む事と、稀覯本を管理している。
エル…皇宮図書館司書。男子。ハルと同様の使命を持つ。
グーマ…平民。石工職人の棟梁。泣き上戸。
ウェンデ…平民。木工職人の棟梁。頭をかく癖がある。貴族嫌い。
ペルビアナ・フセ・ディンブーラ…千年前の女皇。兄や他の男性達の鬱屈した気持ちを理解しようとしなかった為、皇国の分裂を止められなかった。その悔恨から皇位を継ぐ者だけに受け継がれて来た書物を皇宮図書館に渡し、己のような過ちが繰り返されないようにと願う。
シラン・リヴァノフ・ライ(シラン・ディンブーラ)…ディンブーラ皇室長子。男であるという理由で皇位を継げない事に不満を抱いていた。末の妹姫が女神の愛し子となり、アスペルラが皇位を継いだ方が皇室の為になると訴えるも、慣習だからと受け入れられず、新しい国を興し、アスペルラを女皇とすべく蜂起する。雷帝国初代皇帝。
アスペルラ・レイ・ラルナダルト…愛し子。歌うことで錬成を行うことができる稀有な能力の持ち主。
兄と姉の諍いを止めきれず、国が分断された事に心を痛め、皇位争いに加わらないという意思表示として、皇国八公家のラルナダルト家に降嫁する。
アスラン・バヤズィド…現オーリー王。王としての器は持っており、民を第一に考えている。何とかイリダの支配から抜け出たいと考えているものの、自分の思い通りになる駒がいない為、身動きが出来なかった不遇の人。妹のトレニアを大事に思っている。
革命後、ゼナオリアを興し、初代国王となる。
トレニア・バヤズィド…アスランの妹。オーリー王女。イリダに人質として囚われていた。
ラモン…ゼナオリアの宰相を務める。
ダニエル・ファン・ヒメネス…ゼナオリアにて外務を担当する。シャマリーの夫。
アスランに忠誠を誓っており、政略の為にマグダレナの貴族と婚姻を望んだ訳だが、シャマリーの事を愛している。
シャマリー・ヒメネス(シャマリー・ビルボワン)…母が平民出身であるが故に魔力の器を持たず、その所為で婚約を解消されてしまう。
ミチルが原因であると思い込み、ミチルに嫌がらせをしたこともあったが、今は和解している。
ヒメネスの妻。
ケツァルコアトル・ミクトランテクートリ(←ショロトル・アウス・ウェウェ・ミクトランテクートリ)…イリダ王室で最も古く、正当な血統。
今はショロトル、オメテオトルの代わりに主人格として存在する。
オメテオトル…ケツァルコアトルの別人格。女性。年齢は肉体年齢よりも上。ショロトルの全人格を制御する役割を持つ。一人称は私。ショロトルが抱く女神のイメージによって生み出された人格。今は眠っている。
ホルヘ…イリダ王家直轄の研究所の中でも優秀な研究員だった。王家打倒後、民を指揮しているが、限界を感じている。
アドリアナ・ミクトランテクートリ(通称アニー)…ホルヘの従妹であり、一緒に革命に参加していた。研究員。ケツァルコアトルの妻。ヨナタンの母。
ヨナタン・オセロトル・ミクトランテクートリ…ケツァことケツァルコアトルとアドリアナの子。