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運転手さん、怪談話でもしませんか?  作者: いんゆめの人断ち
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夢…それは幻?

「少年はいつものように学校帰りに武田の部屋に寄って遊んでいました。

少年は武田の机の上に何かのノートが置いてあるのを見つけました。

少年は興味本位でノートを開けてみるとそこにはこう書かれていました。


2月20日

今日から明晰夢を見るために夢日記を始める。

今日の夢は仕事をしている夢だった。客は多分1人くらいだろう。


少年はその日記を武田の元に持っていき、ある一点を指差して尋ねました。

『コレなんて読むの?』


『ああこれか、これは めいせきむ って読むんだよ』

武田は優しく答えました。」


男が問う


「運転手さんは明晰夢がどんなものか知っていますか?」


運転手は少し戸惑いながら答えた


「め、明晰夢ですか、自分でこれは夢だと認識しながら見る夢でしたっけ?

確か内容とかも自分の思うがままに変えられるとか…

まあ僕は見たこと無いんで詳しいことはわからないんですけどね。」


男は嬉しそうに言う


「おお、詳しいですね。

突然ですけど、飴いります?」


「いいんですか!」


好物なのか運転手はすぐにてを差し出し、男はその手の上に飴を乗せる。

太陽の光に照らされ飴の影に透き通った赤色が写し出される。


そして男は話を続ける。


「武田は明晰夢や夢日記のことを説明すると少年は興味を示し

『僕もやってみる』

と言った。武田は止めようとしたが3日坊主で終わるだろうと思い止めなかった。

自分の部屋に戻った少年は本棚からまだ使ってないノートを取り出し、表紙に大きく

夢 日 記

と書いた。そしてノートを開け1ページ目に鉛筆を走らせる。


2月20日

今日の夢は何かの座席に座って誰かと話しをしている夢だった、相手が誰で何を話していたのかは思い出せない。

いつか武田さんのビデオのように家族全員が仲良く遊んでる夢を見たい。」

投稿頻度が遅くてごめんなさい。

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