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D/1

「今、なんでもするって」

「言ったよね」

「あ…………」

この魔王はやらかした。

私達の世界で『なんでもする』と言ったら何されるかを知らなかった。

因みにだが私も凛も両方食える。この魔王は可愛い。170cmぐらいの身長。魔王なのに白い肌。男を誘っているであろう服…全くけしからんなぁ〜。

さて、魔王は私と凛が食べるとして…。

ぱシュ………パチン!!(指パッチン)

話しをしよう。

あれは今から1週間前

いや、3日前の出来事かまぁいい。

私にとっては3日前の出来事だが

君たちにとってはそう。今の出来事だ。

私には名前が1通りあり、最初に呼ばれた名はそう。

吉村 摩耶

私はそう、席替えのくじ引きをしていた…そうあの時まではな………



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「よし。一番後ろの席ゲットだぜ!」

私はガッツポーズを小さくして、呟くように喋る。

私がくじを引いたのを確認すると男子が数人やってきた。因みにだが私は学校では大人しーく、清楚で60人中15位ぐらいの成績の女の子だ。アニメ?ラノベ?ゲーム?学校では読んでないしやってもいない。ごく普通の女の子として、通っている。


「摩耶さん!摩耶さん!どこの席?」


なので名前は呼び捨てでもなく、苗字呼びでもなく、さん付けなのだ…


「グランド側の一番後ろの席だけど…」


「ふぁ!お願い席変わって!俺の席の近くには女子がいっぱいいるからさ」

「いやいや!俺のと変えてくれ!摩耶さん、目悪いでしょ?前の方だから黒板見やすいと思うよ?」


は?確かに目が最近変になってきているけど、私が変わるとでも?あの席に座るのが私の夢だから絶対に譲らんぞ。


その時!

足元に魔法陣が展開された!そして次の瞬間、光が私達3-2組のクラスメイト+先生を包んだ。


次に目がさめるとそこはいつもめんどくさい授業を受ける教室ではなく、地面には赤い絨毯。 上にはよくわからない絵が描かれた天井とかっこいい垂れ幕?なんかよくあるやつがぶら下がっている。まっすぐ前を向くと、私達より少し高い所に玉座らしき物があり、それに座っているまだ若そうな男。

右に目をやると鎧をきた人が槍を持ち、一列に並んでいる。左に目をやると異世界転移系のラノベに出てくる…………異世界転移!あ、これ絶対に異世界転移だ!で魔王ぶっ倒して帰る奴だ!荷物は……よし!今日学校に持ってきた物は……全部あるな!

今日、学校に持ってきた物紹介!(バックの中身紹介)

1.スマホ 2.ゲームのルールブック(いっぱい) 3.大容量太陽光パネル付きモバイルバッテリー ×2 4.充電コード 5.夜の道具


Q 教科書 ノートはどうしたって?

A 学校に置いてある。


Q なんでそんな遊び道具が多いのか?

A 今日早下校なのだよ。そのまま遊び行く予定なのだよ。


Q 夜の道具は?

A 友達の姉さんが使うらしいから持ってきたのだよ。あ、貸すためだよ!決して私は使わないよ


さて、茶番は終わりにしよう。

とりあえず、目が覚めたがみんなは……起きてるな。さて、王様よ。話すがよい。


「やぁ!異世界の勇者諸君よ。回りくどい言い方はめんどくさい。単刀直入に言う。魔王を倒してくれ」


あー天ぷらだぁー



2019/1/10

主人公の名前変更

旧名 釘崎

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