退屈したり、疲れたり。
疲れた。どうしてこんなにも疲れているのかわからないくらいに、疲れた。
私って、こんなにも弱っちかったかな。
ぺたぺた、ぺたぺた・・・・
やらないといけない。
やりたくない。
ぺたぺた・・・・
それでも少しずつ、ゆっくりと、隙間をこじ開けて、空いた隙間にまた、その辺に落ちて散らかっているものを捩じ込む。
あっちを片付けて、そっちが散らかって、とっ散らかって、叫びそうになって、やっぱり叫んだ。
それだけで今日という日は終わっていくのに、いつまでも、どこか散らかったままだ。
ぺたぺた、ぺたぺた・・・・
これが大人か。なんて思う。
噛みちぎれないホルモンやスジ肉みたいに、思いのほかこの心は頑丈で、だけどボロボロになってしまうものではあって、でもそれは、思いもよらないことで回復したり、反対に切り裂かれたりする。
決して一方通行に腐敗していくものではないから、ときに、それが辛かったりもする。
ぺたぺた・・・・
退屈だな。と、考えてしまうのは、心が健康な状態にあるという証拠。
思いのほか、思いがけず、健康である証拠。
ぺたぺた・・・・ごろん、ごろんごろん
布団でもソファーでもなくカーペットに寝そべって、テレビ台に溜まっている埃と睨めっこしている。
いつものことだ。
後でやっつけてやるからな。
ごろん、むく・・・・ごろん
背中に乗っかる退屈があまりに重たくて、動けない。
健康と同じだけの憂鬱。矛盾だ。
むく・・・・よっこいしょ
お腹がすいた。
温かいもの食べていると、憂鬱も軽くなっていく。
退屈も希釈されて、わりかし動けるようになっていく。
少しの元気を蓄えて、また、ペタペタと足音をさせている。
退屈したり、疲れたり、私は今日も忙しい。
ぺたぺた、ぺたぺた・・・・ごろん




