『ジャンル詐欺』は死んだ!~「ジャンル『ローファンタジー』とは!? そもそも運営さんが気にかけてないんだから、無視する人が大勢いるのも当然だよな!」って思った話~
昨年末からずっとモヤモヤしてました。
皆さんこんにちは。エッセイ大好き!鶴舞麟太郎です。
いきなりですが皆さん、作品を投稿する際に、ジャンルの選択に迷った経験ってありませんか?
私も過去に異世界を舞台にした群像劇を書いたとき、「これは、『異世恋』か? それとも『ヒューマンドラマ』か? はたまた『ハイファン』か?」と、かなり悩んだ経験があります。
どの要素も含まれているため、最初自分では決めきれず、活動報告で相互さんに聞いてみることにしました。するとどうでしょう! 返事をくださった方の意見も見事にバラバラ。むしろ聞く前より悩みが深まったことをよく覚えています()
そんなふうに、みんなを悩ますジャンル選択。ですが、中には、明らかな誤解によるジャンルミスがあるんです。
何か?
それは、『ハイファンタジー』と『ローファンタジー』の選択です。
「ええっ!? そんなに簡単に分けられないでしょ!!」と思った方。
あなたは、きちんと『小説家になろう』のジャンルについての説明を読んだことがありますか?
もし読んだことがないなら、ぜひ一度目を通してみることをおすすめします。こちらは『小説家になろうヘルプセンター』の中をたどっていけば目にすることができますので。
さて、その『小説家になろうヘルプセンター』の記述によれば、
ハイファンタジー:現実世界とは異なる世界を主な舞台とした作品。
ローファンタジー:現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた作品。
と定義されています。
これを読んだ私は、以下のように捉えました。
ハイファンタジー=完全なる異世界を舞台にしている。
→ほとんどの転移・転生ものを含む、この世界じゃない世界の話。
ローファンタジー=現実世界の中にファンタジー要素が入っている。
→異能ものや、現実世界にダンジョンや魔獣、レベルシステムが現れた系の話。
つまり、『なろう』において『ハイファンタジー』は『本格ファンタジー』を意味しません。また、『ローファンタジー』が『ライトファンタジー』を指すわけでもないんですね。
そんなわけで、登場人物の名前がAll横文字だったり、『辺境伯』『冒険者』とかが出てきたりするナーロッパ世界が舞台の『ローファンタジー』作品を目にするたびに、私は「ああ、また作品設定の解説をよく読んでないヤツが出たよ!」と生温かい目で見守っていたものです。
もちろん、『ハイファンタジー』と『ローファンタジー』の選択においても、現実世界と異世界を行き来する話など、ジャンル選択に迷うケースはあるかと思います。
でも、それ以外について、私は『(書いてあるのに)説明をよく読んでない』。もしくは、『意図して競争率の低い方(※ローファン)で目立つことを狙った』という意図を感じてしまうんです。
そんな穿った見方をしていることもあって、私は、総合ランキングで『ローファンタジー』の皮を被った(?)ハイファン作品を見かけるたび、必ず感想欄を覗くことにしてました。
そして、感想欄を閉じている方には「ああ、この人は『なろうの指針』を知らないまま、知らないところで後ろ指を指されていくんだろうな」と、また、感想で指摘されているにもかかわらず反応しない方には「はッ! このジャンル詐欺が!!」と、心の中で思いながら、評価もせずにブラバしていたものです。どんなに内容が良かったとしてもね。
なぜブラバをするのか、ですか?
評価がランキングに直結する以上、何ポイントであれ『評価する』=『その作品を認めた』ってことだと私は考えてます。
運営サイドでジャンル分けの指標を示しているにも関わらず、明らかにその指標から逸脱している(ように思われる)作品。面白いからと言ってそれを許容していたら、『ジャンル分け』の意味などありますか?
ちなみに、このような話題が出ると、必ず運営さんに解決を求めようとする方がいらっしゃいます。でも、それはほぼ無意味です。私が『なろう』に登録して8年以上が経ちますが、これまでジャンル選択(※R18関連は別)に関連して、運営さんから警告が出たケースを知りません。『なろう』の運営さんは、ジャンル選択においては、作者の自主性を尊重していらっしゃるのです。
納得出来ない方も多いかと思いますが、私はこれは仕方のないことだと考えていました。なぜなら、人によって感覚や経験、重視する要素が違うため、読み手と書き手、あるいは読み手同士でも「何が中心なのか」の判断基準が異なるからです。
とはいえ、エッセイに小説が投稿されていたり、ローファンに明らかなハイファンが投稿されていたり……。
「流石にこれは、運営さんも苦々しく思っているんじゃね?」と想像してました。
だって、せっかく自分たちの方で指針を提示しているのに、それを無視(?)してる人がいるんですよ?
「このままだと無法地帯になる。でもジャンル選択は作者の権利……」こんな葛藤を抱えながら、運営さんは日々悶々と悩まれてるんじゃないかな?
って思ってたんです。
ついこないだまでね。
いや~、驚きました!
まさか、『運営様』が、『今日の1冊』で『ハイファンタジーなローファンタジー作品(?)』を堂々と取り上げてこようとは!
どうやら『偉大なる運営様』は、「面白ければジャンルなどどうでも良い」とその態度でお示しになりたかったようですね。
皆様、昨年の12月、『なろう』の、特にファンタジージャンルにおいて、『ジャンル詐欺』という言葉は死にました。
今後、どんなに納得がいかなくとも、ジャンルミスの指摘はやめましょう。場合によっては『誹謗中傷』と見なされかねませんよ。なにせ『運営様』が、ジャンルミスとしか思えない作品を大々的に紹介なさったわけですから。
私は、今、この『運営様』の選択が、『なろう』におけるファンタジージャンルのさらなる地盤沈下につながらないか、本気で危惧しています。
本作に対して言いたいことがある方! 200字以上の感想を書くんだったら、その思いをエッセイにぶつけてはみませんか? どうせ感想欄にいっぱい書いたって、ほとんど誰も読んでくれません。あなたの素晴らしい主張をたくさんの方に読んでもらおうではありませんか!!
なお、私、新着短編エッセイに関しては全て目を通しておりますので、書いていただければ必ず読みに行きます。
反論・擁護エッセイお待ちしてます!




