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04


「芽が出ていますよ、マスター」


「なんだって?」



水も肥料も与えていない、こんな宇宙空間で。


それでも太陽を目指すように、強くそれは芽吹いていた。



「こんなことって、あるのかな」


「さあ……私にも分かりません」



「君に分からないことって、あるのかい」


「ロボットには、分からないことだらけですよ」



「例えば、愛とか?」


「それこそ、宇宙の神秘でしょう」



僕は少し考えて言った。



「それなら君は、愛を探すといい。時間はたっぷりあるんだから」


「かしこまりました」



彼は僕の言葉を理解しているのか、良く分からない顔で頷いた。







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