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夕方と夜の間  作者: そらえ
第一章
1/3

何者?

学生から社会人になる

その時に切り替えの下手な人間だっているんだ。

 雨だ。

 世界には綺麗な瞬間がある。

 雨が上がった後の空気。

 この時間を待ち遠しいと思える人間こそが豊かに死ねる。


 社会人になる手前、一旦「何者でもない」というジャンルに部類される時間がある。一刻一刻と命の砂が落とされているようなそんな日々。怠惰な生活を送ってきたせいか、周囲の人間は「地獄」に向けて明るく準備や卒業後の海外旅行に勤しんでいる。

 卒業見込


 海野 聡史 〇〇大学経済学部


受け取った時は本当に通っていたのかさえ、自分でも疑うほどだった。


「うーみちゃーん!」

たまたま高校から仲のいい友人 牧野 コウがメッセージを飛ばしてきた。

彼は理系で大学院に進むことになっているが一旦卒業とのことで卒業旅行の提案をしてきたのだ。

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